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【メルセデス・ベンツの賢い買い方】サラリーマンがベンツを買うために持つべき3つの考えと、その具体的な方法【その2】

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こんにちは、kamasです。
今回はメルセデス・ベンツの賢い買い方として、維持費にスポットを当てて綴りたいと思います。

嬉しいことに、私の車を見て「いい車ですね!」と声を掛けていただけることが多いです。中には「1000万円ぐらいするんですよね」なんて声を掛けられることもありました。やはりメルセデス・ベンツは「高級車」のイメージが根強いんだと実感すると同時に、メルセデスベンツの強力なブランド力を感じることが多いです。
何を隠そう、私は年収500万の、一般的な家庭を持つごく普通のサラリーマンですから、高額な車なんて購入することもできません。それでも今現在はCクラス(W205)とAクラス(W177)を2台持ちしています。
kamasが所有するメルセデスベンツは以下ページでご紹介しています。
kamas-cars.hatenablog.com
kamas-cars.hatenablog.com

つまり、工夫さえすればサラリーマンでもメルセデス・ベンツを購入し、維持できるのです。別にベンツを所有することがステータスだとは思いませんが、少しの工夫で好きなクルマと楽しいカーライフを手に入れることができるということを本稿を通してお伝えできればと思います。

メルセデス・ベンツの賢い買い方 その2 

本稿の大前提は「中古で買うこと」。
もちろん新車で買えば間違いなくいい買い物ができますが、それは資金が潤沢にある人に限られたこと。
限られた資金で如何に賢く買うか?にフォーカスして本稿を綴ります。

では、賢く中古車を買うには何に気をつけたらいいのか?
大きく分けて3つのことを考えるべきです。
①ハズレの個体を買わないこと
②維持費を安く抑えること
③好みの仕様を狙い撃ちすること

この3つを達成するために、どう買えば良いのか?
「①ハズレの個体を買わないこと」については以下の記事で説明しています。
kamas-cars.hatenablog.com
「③好みの仕様を狙い撃ちすること」については以下の記事で解説しています。是非参考にしてください。
kamas-cars.hatenablog.com

今回は、②維持費を安く抑えることについて、解説していきたいと思います

自分だけの1台を見つけよう!『カーセンサーnet』



「中古のベンツを買う」と聞いて、真っ先に頭をよぎる不安が"維持費"ですよね。外車は壊れるし修理代が高い、と言う噂もよく聞くかと思います。
でも、実際には保証をうまく使うことで維持費を格段に抑えることができます。これはメーカーによって保証体制が異なりますから、本稿ではあくまでメルセデス・ベンツの維持費を安く抑えることに着目して綴ります。
 どこで買うかによって、その後維持費に違いが生じます。今後を見据えて、どこで買うべきかよく吟味しましょう。

「故障の修理」と「消耗品の交換」に分けて考えるべき

車を維持するには、車が壊れたときの「故障の修理」だけでなく、「消耗品の交換」も必要ですよね。以降の説明は、「故障の修理」「消耗品の交換」に分けてご説明したいと思います。

「故障の修理」

まず、故障の修理をどこに依頼するか?を考えましょう。
選択肢は正規ディーラーか、それ以外か
それぞれのメリット/デメリットを見ていきましょう。

正規ディーラーは信頼性は高いが高コスト

メリットは、信頼性が高いことだと思います(一部例外もあるでしょうが)。
なぜなら故障を修理するにあたり、基本的にアッセンブリごと交換することが多いからです。正規ディーラーで部品をバラして修理することは少なく、部品ごとフルで交換することが多いですね。また、不具合が出ていない部分まで予防整備として部品交換が推奨されるケースもあります。
また、細かな不具合にもある程度向き合ってくれます。特にビビリ音や軋み音等、官能的な問題に向き合ってくれるのはディーラーだけかもしれません。

デメリットは高コストであること。
バラして修理できる不具合でも部品ごと交換してしまいますので、コストは高くなります。例えばドアにエクボ状の小さな凹みができたとしましょう。正規ディーラーに依頼するとドアごと交換されます。
交換する部品数が多いだけでなく、部品そのものも高価です。
さらに、ディーラーでの作業時間当たりの工賃がかなり高いです。私の入庫している正規ディーラー(シュテルン)の工賃は1時間当たり15840円です。国産のディーラーだと7000〜8000円が相場ですから、国産の倍近い工賃がかかる訳です。
ですから、正規ディーラーの修理は高コストです。


正規ディーラー以外の場合、メルセデスの診断機がある店に依頼しましょう

正規ディーラー以外の店に依頼するメリットは、コストを抑えられること
スキルのある店に依頼すれば、部品ごと交換せずとも修理できますから、コストを抑えられます。また、リビルト品と呼ばれる中古の部品を使って修理することも可能です。正規ディーラーでは当然新品の部品を使って修理しますから、正規ディーラーに比べてコストを抑えることができます。ですから重整備は専門店に依頼した方がいいですよ。正規ディーラーだととんでもない値段になります。

一方デメリットは、信頼できる店を探さなければならないこと
正規ディーラー以外の店、と一口に言っても様々な店がありますから、自分で店を探さなければなりません。その時に店を選ぶ基準として、診断機を持っているかどうかを見て選ぶと良いでしょう。

メルセデス・ベンツを修理するとき、まずはどこが故障しているかをDASと呼ばれる診断機を用いて調べます。ですからこの診断機がない場合、まず修理できないと言っていいと思います。

個人的には、輸入車の扱いの実績が多い専門店を探すといいと思います。メルセデスの重故障をカー用品店や買取チェーン店に依頼しても間違いなく修理できません。

「故障の修理」はなるべく保証サービスを利用しましょう。

正規ディーラー以外の保証サービスには期待しない

正規ディーラー以外の中古車量販店や個人店の保証制度は期待すべきではないです。もちろん保証してくれる良心的な店もあるでしょうが、私の経験上、大半は言い逃れして保証してくれないケースがほとんどです。中古車量販店(特に大手買取チェーン)の保証制度に期待して購入するのは危険なのでやめましょう。



正規ディーラーの保証サービス
メルセデス・ベンツ公式ホームページより

新車登録から3年未満:メルセデス・ケア
どこで買った車でも、新車登録から3年以内は「故障の修理」と「消耗品の交換」は全て無料です。すなわち、税金の類を除いて維持費はゼロです(並行輸入車は対象外)。
これは「メルセデス・ケア」と呼ばれる保証制度で、新車登録から3年間、その車(個体)に対して付随するものです。したがってどこで買おうがメルセデス・ケアは付いてきます。非認定中古車を個人店で購入しても、購入後に正規ディーラーに連絡して「メルセデス・ケアの継承をお願いします」と言えば手続きをしてくれます。
ですから新車登録から3年以内に買い換える予定であれば、どこで買おうが維持費の問題はありません。
問題は4年目以降の保証をどう担保するか?です。ここからは認定中古車か否かで保証内容に差が生まれます

認定中古車保証
認定中古車には購入から一定期間、正規ディーラーによる保証が付帯し、保証期間内の故障であれば、無料で修理してくれます。
新車登録から5年未満、且つ走行距離6万キロ未満の認定中古車であれば保証期間2年間、新車登録から5年以上の認定中古車、もしくは走行距離6万キロ以上のあれば保証期間1年間です。
この保証金額は既に中古車価格に含まれていますので、追加で料金を払う必要もありません。




新車登録から4〜5年目:保証プラス
新車登録から5年目まで故障を無料で修理してくれる保証制度で、加入する場合は1回目の車検までに申請する必要があります。
これに加入すると、認定中古車保証が切れた後に「保証プラス」に切り替わります。
加入できる条件は新車登録から3年未満の認定中古車であること。新車登録から4年目以降の認定中古車や、3年以内であっても非認定中古車であれば加入することはできません。「保証プラス」に加入できるかどうか。これが認定中古車と非認定中古車の違いの一つです。

保証期間によって下の表のように値段が変わります。
見方がややこしいですが例えばsmartの認定中古車で55ヶ月目に認定中古車保証が切れる場合、60ヶ月目までの残り5ヶ月間の修理が保証されます。値段は26,400円ですね。

例えば新車登録から2年半で、且つ走行距離6万キロ以下の個体を買ったとしましょう。認定中古車保証が2年間付帯しますから、新車登録から4年半まで保証されます。ですから、保証プラスに加入してもラスト半年しか保証されませんから、加入するメリットは小さい訳ですね。私が購入したW177も、このケースでしたので保証プラスには加入しませんでした。
自分が買おうとしている個体によって、保証制度を使い分けしましょう

「消耗品の交換」


エンジンオイルやブレーキパッド等、故障しなくても交換しなければならない物があります。定期的に交換するものですから、これも正規ディーラーに依頼するか、それ以外に依頼するかで維持費に大きく影響します。
個人的には、消耗品は正規ディーラーに依頼するメリットは小さいと思います。専門店に依頼したほうがコストを抑えられるので、そちらをオススメします。
例えばバッテリー交換、正規ディーラーでは5万円の見積もりでしたが、個人店に依頼したら2万5千円でした。やはり正規ディーラーは高コストです。

一方、正規ディーラーでも消耗品の交換に関しても定額サービスを展開していますのでご紹介しましょう。しかし、ここで紹介するサービスは認定中古車でなくとも加入できます。

正規ディーラーが展開する消耗品交換の定額サービス

エンジンオイルやブレーキフルードなど、消耗具合に関わらず定期的に交換すべき部品は「定期交換部品」、ブレーキディスクやブレーキパッド、ファンベルトなど消耗具合によっては交換が必要になる部品は「消耗部品」。メルセデス・ベンツにおける消耗品とはこの2つに分けられます。

①メンテナンスプラス
4〜5年目の「定期交換部品」+「消耗部品」を交換してくれるサービスです。
認定中古車でも非認定中古車でも加入できますが、1回目の車検までに加入する必要があります。
ただし走行距離が75000kmに達した時点で保証は終了します。

②メンテナンスプラスライト
保証期間中の「定期交換部品」を交換してくれるサービスです。「消耗部品」の交換は対象外です。
これも認定中古車でも非認定中古車でも加入できる上、メンテナンスプラスと違っていつでも加入することができます。新車登録から5年を過ぎても適用できる唯一の正規ディーラーのサービスプログラムです。保証期間は加入から2年間
利用料金は以下のページから見ることができます。
www.mercedes-benz.jp

愛車の査定はこちら

車買い替えをお考えの方、まずは今の愛車を高く売りたいですよね。
購入価格を10万円値切るのは大変ですが、売却価格を10万円上げるのは実はそこまでハードルは高くないのです。
車を売るときは、必ず店舗に行く前に一括査定で相場を確かめましょう。
経験上、相場を知らずに店舗に行くよりも、まずは相場を抑えた上で各社と交渉に臨んだほうが絶対にいいです。

以下リンク先から無料一括査定できます。



愛車の①車種②年式③走行距離を入力し、「申し込みスタート」ボタンを押すだけで完了です。
あとは各社からメール等で連絡が来ますので、その中から選んで交渉スタートです。
過去に私が愛車を売却したときに感じた交渉のポイントは以下です。

売却時期を明確にすること

1ヶ月以内に売る、と言ったほうが買取価格は確実に上がります。買い取る側からすると、すぐに売ってもらったほうが値段を付けやすいそうですね。相場の変動を加味せず、今現在の相場で買い取れるからです。中古車はナマモノですから、極端ではないにせよ、相場の変動があります。2ヶ月後に売るよ、と言われるとその2ヶ月間の相場の変動を加味し、マージンを取った安い額を提示するしかないんだとか。だから売る時期は明確にしましょう

回る店は3店舗ぐらいがちょうどいい

たくさん回ったほうが相見積もりで高くできますが、だいたい3店舗回れば相場が分かります。その中で「他の店ではこんな高い額を提示してくれましたよ」と言って相見積もりを繰り返せば、上手く行けば中古車オークションの相場ギリギリの額まで吊り上げることができます。上手くハマれば既に売り先が決まっていて、逆に店側が欲しがっているパターンも稀にあります。私はこのやり方でディーラー下取り額よりも40万円高い額で売却することに成功しました。

買取専門店で売りましょう

ディーラーの下取りは間違いなく安いです。全部段取りしてくれるので楽チンというメリットはありますが、買取専門店で売っても全然面倒ではありません。買取価格が全然違うので、買取専門店で売りましょう。
特に、輸入車のディーラーで国産車を下取りに出す場合はかなり損をします。逆も然りです。なぜなら、下取りした車は中古車オークションに出すしかなく、そのマージンを引いた額しか提示できないからです。例えばトヨタのディーラーでトヨタの車を売れば、まだ認定中古車として売りに出されるケースもありますが、そうでない場合は上述の理由で必ず損をします。
賢く売って、より良い車を買いましょう!

まとめ

いかがだったでしょうか。保証のことはネットだけでは情報を集めるのが難しいので、今回の記事にまとめてみました。
メルセデスの認定中古車はかなり手厚く保証体制が敷かれているので、その制度を上手く利用すれば、メルセデス・ベンツを費用を抑えて維持できますよ。

実際に検討されている方、まずはショールームに足を運んでください。
ネットで見ているだけではイメージしにくい事も多くありますから、まずは実物を見て、セールスと話をしましょう。そうすれば支払いのイメージ等が明確になり、憧れを目標にすることができますよ。