こんにちは、kamasです。
今回はCクラス(W205)の走行安全システムについて解説したいと思います。
そこで今回はCクラス(W205)の走行安全システムについて記事にまとめました。これを読めばCクラス、ひいてはメルセデスベンツの安全性についてよく理解できると思います。取扱説明書を元に、分かりやすいよう記事にまとめましたので是非ご覧ください。これらの機能は普段作動することはないので(安全システムが作動するのは事故りそうなときですからね)、いざという時はこうなるんだ!という事が分かりますよ。
新型Aクラスの運転支援システムについては以下の記事で解説しています。
kamas-cars.hatenablog.com
- kamasが所有するCクラスの詳細情報
- どんな機能がある?
- ABS(アンチロックブレーキングシステム)
- BAS(ブレーキアシストシステム)
- 飛び出し検知機能付きBASプラス
- CPAプラス(衝突警告及び緊急ブレーキ機能)
- アダプティブブレーキアシスト
- アダプティブブレーキライト
- ESP(エレクトロリック・スタビリティ・プログラム)
- EBD(エレクロトリック・ブレーキパワー・ディストリビューション)
- PRE-SAFEブレーキ
- 自動ブレーキの役割分担
- ステアコントロール
- まとめ
- 愛車の査定はこちら
kamasが所有するCクラスの詳細情報
●車名
メルセデスベンツ Cクラス C200 アヴァンギャルド AMGライン
●年式/型式
2015年2月度登録車両/W205前期
●オプション
・レーダーセーフティパッケージ
・レザーエクスクルーシブパッケージ
・エアーバランスパッケージ
・有償ボディカラー(ダイヤモンドホワイト)
どんな機能がある?
Cクラス(W205)には、以下のような走行安全システムがあります。
- ABS(アンチロックブレーキングシステム)
- BAS(ブレーキアシストシステム)
- 飛び出し検知機能付きBASプラス
- CPAプラス(衝突警告及び緊急ブレーキ機能)
- アダプティブブレーキアシスト
- アダプティブブレーキライト
- ESP(エレクロトリック・スタビリティ・プログラム)
- EBD(エレクロトリック・ブレーキパワー・ディストリビューション)
- PRE-SAFEブレーキ
- ステアコントロール
かなり多くの機能がありますね。これらはあくまで事故が起こりそうになった時など、緊急時に作動する機能です。オートクルーズコントロールなどの運転支援システムについては、以下の記事で解説しています。
kamas-cars.hatenablog.com
ABS(アンチロックブレーキングシステム)
これはよく知られた機能で、今や装着されていないクルマは無いでしょうね。ブレーキを踏んだときに車輪がロックしないようにブレーキ圧を調整する機能です。これによりフルブレーキとステアリング操作を同時に行う事ができます。
ちなみに本格的なABSを市販車に採用したのはベンツ初めてだったらしいですよ。
BAS(ブレーキアシストシステム)
ブレーキペダルを急に踏んだときは緊急ブレーキと判断し、自動的に制動力を高める機能です。
飛び出し検知機能付きBASプラス
センサーやカメラで障害物や衝突の危険を検知した状況でブレーキペダルを踏むと、その状況に適した度合いまで自動的に制動力を高めます。つまり、急なブレーキ操作でなくとも、衝突の危険がある場合は自動的に制動力が高くなるわけです。
ちなみにW205のセンサーやカメラは、進路を横切る障害物だけでなく、歩行者も検知することができるようですね。
このBASプラスが作動して強力な制動力が働いているとき、PRE-SAFEが同時に作動します。PRE-SAFEについては以下の記事で詳しく解説しています。是非ご覧ください。
kamas-cars.hatenablog.com
CPAプラス(衝突警告及び緊急ブレーキ機能)
この機能は次で解説する「アダプティブブレーキアシスト」との組み合わせで作動します。CPAプラスでは、車間距離が十分でない場合にアラームを鳴らし、運転者が反応しなかった場合は自動ブレーキを作動します。
アダプティブブレーキアシスト
運転者がブレーキを踏んだとき、先行車両との衝突を避けるのに必要な制動力を算出し、自動的にブレーキ圧を高める機能。
つまり、車間距離が十分でない場合にアラームを鳴らし、そのアラームに運転者が反応しなかった場合はCPAの自動ブレーキが作動。アラームに反応してブレーキペダルを踏んだ場合はアダプティブブレーキアシストで自動的にブレーキ圧を高めます。
どう転んでも安全な方に持っていく姿勢は流石です(当たり前かも知れませんが)。
アダプティブブレーキライト
時速50km以上の速度から急ブレーキを踏んだり緊急ブレーキが作動した場合、ブレーキライトが素早く点滅して後方車両に注意喚起を行います。
更に時速70kmから停止するまで急ブレーキを踏んだ場合、ハザードが点滅するようになっています。二次被害の防止に役立ちますね。
ESP(エレクトロリック・スタビリティ・プログラム)
タイヤがスリップして意図しない方向にクルマが向いたとき、いずれかの車輪にブレーキをかけて車体を安定させる機能。濡れた路面や雪道で役立ちますね。
ETS(エレクトロリック・トランクション・サポート)
ESPの一部の機能で、アクセルを踏んで車輪が滑ったとき、駆動輪に個別にブレーキをかけてスムーズに発進できるようにする機能。滑りやすい路面での発進、加速をサポートします。
クロスウインドアシスト
ESPの一部の機能で、時速80km以上で走行中、横風により挙動が乱れたときにいずれかの車輪にブレーキをかけて車体を安定させる機能。これは私が運転していて一度作動したことがあります。
EBD(エレクロトリック・ブレーキパワー・ディストリビューション)
後輪のブレーキ圧をモニターして調整し、ブレーキング時の姿勢を安定させる機能です。
PRE-SAFEブレーキ
センサーやカメラで障害物や歩行者を検知したとき、自動でアラームを発してブレーキをかけるシステム。CPAやアダプティブブレーキシステムでは先行車両に対する衝突回避を行いますが、PRE-SAFEブレーキでは静止している障害物や歩行者などとの衝突を回避します。
自動ブレーキの役割分担
先行車両との衝突回避は「CPA」と「アダプティブブレーキアシスト」
運転者がブレーキを踏まなかった場合にCPAの自動ブレーキが作動、運転者がブレーキを踏んだ場合はアダプティブブレーキアシストでブレーキ圧を調整します。
歩行者や障害物との衝突回避は「PRE-SAFEブレーキ」と「BAS」
運転者がブレーキを踏まなかった場合はPRE-SAFEブレーキで自動ブレーキが作動、運転者がブレーキを踏んだ場合はBASでブレーキ圧を調整します。
似たような機能でも、よく見るとそれぞれ役割が違うんですね。
ステアコントロール
横滑りしたり、ブレーキした時に片輪だけ滑りやすい時などに、自動でステアリング操作を行い、車体を安定させる機能。
まとめ
いかがだったでしょうか。先行車両や障害物、歩行者との衝突回避だけでなく、横風に対する対策まで自動で行い、更には後方車両への注意喚起まで行う。抜かりないですよね。ベンツの安全に対する徹底した姿勢がお分かりいただけたと思います。
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