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【W213後期】内装•外装まで丸わかり!新型Eクラスを徹底レビュー

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こんにちは、kamasです。
今回はEクラスの内装/外装のレビューをしていきます。

ベンツEクラス(W213後期) 徹底解説

2020年の9月、マイナーチェンジした新型Eクラスが日本に導入されました!刷新されたフロントマスクにトンボ型のステアリング…まぁ自分には縁のない話。と思っていましたが、愛車を修理でディーラーに預けたら、なんと代車が現行のEクラスでした!
Eクラスの購入を検討されている方にとっては内装や外装の細かいところ、気になりますよね。そこで今回はEクラスの内外装を(勝手に)レビューしたいと思います。雑誌やニュースサイトでは触れないような細かいところまで、庶民の目線で徹底的に解説していきますよ。

また、以下の記事ではCクラス(W205前期)との比較レビューをまとめています。是非ご参考にしてください。
kamas-cars.hatenablog.com

自分だけの1台を見つけよう!『カーセンサーnet』

今回お借りした代車の詳細

●車種
メルセデスベンツ Eクラス
E220d スポーツ
●型式
W213 後期
●ボディーカラー
オブシディアンブラック
●オプション
AMGラインインテリアパッケージ
エクスクルーシブパッケージ

外装(エクステリア)

フロント

外装のうち、マイナーチェンジで大きく変わったのがフロントマスクです。新世代のメルセデスらしくシャープな顔つきになりましたが、メッキのギラギラ感は控えめでEクラスらしい威圧感のある表情ですね。

台形状のダイヤモンドグリルはワイド感のあるデザイン。スリーポインテッドスターから左右に伸びる一本のルーバーはグロスブラック調です。その周りはダイヤモンドが散りばめられたようなデザインで立体感のある形状です。

底辺が長い台形状のダイヤモンドグリル。メッキの装飾は控えめです。

ヘッドライト内のメッキ装飾は控えめな印象。眉毛状のデイライトがあり、凄みのある表情にも見えますね。

メッキ装飾は控えめなヘッドライト。眉毛状のデイライトが特徴的です。

エアインテークには2本のフィンがあり、スポーティな印象。ただしエアインテークは実際に穴が空いている訳ではなく、あくまで形だけです。

エアインテークはダミーで、樹脂製のパーツがはめ込まれています。二本のフィンがスポーティですね。
サイド

やっぱりEセグメントのセダンは威圧感があってカッコいいですね。リアオーバーハングが長いサイドビューは伸びやかで高級感も満載です。
窓ガラスの形状はほぼ従来通り。キャラクターラインもシンプルで、全体的に後ろ下がりな印象を与えます。

ドアミラーの外側1/4ぐらいの面積は広角になっています。三角形のブラインドスポットアシストのアラームも見えますね。
なお、ドアミラーに未塗装の樹脂は一切使われておらず、全てグロスブラック調になっています。さすが、細かいところまでコストがかけられてますね。

ドアミラーに未塗装の樹脂パーツは使われおらず、全てグロスブラック仕上げです。

タイヤサイズは、フロントが245/40R19、リヤは275/35R19でした。Cクラス同様、ローテーションできないやつです。
ホイールのデザインも刷新されました。従来のメルセデスの5本スポークとは趣向の違う、細いスポークのスポーティなデザインで、スポークの中ほどが平たいリング状になっていました。空力を意識したデザインでしょうか。

19インチのAMGラインのホイール 。E220dには標準装備のようです。
リア

トランクリッドのメッキ装飾やテールライト、バンパーのデザインは基本的に水平基調。威圧感というか風格を感じるのは私だけでしょうか…。

テールライトは、この後期型からニ分割されました。横長なデザインが、リアビューのワイド感を演出してます。

後期型からテールライトが分割されました。水平基調で落ち着いたデザインです。

マフラーカッター周りは未塗装の樹脂で、マフラーカッターはダミーでした。

マフラーカッターはダミーで、奥の方に樹脂がはめ込まれています。このクラスでもダミーなんですね。。。今の時代気にすることでもないでしょうが。

バンパー最下部はメッキが施されています。黒のボディとのコントラストがカッコいいですね。

ブラックのボディにメッキのコントラストが美しいですね。
ボディカラー

今回お借りした代車はオブシディアンブラックという黒色でした。豊かな表情を見せる黒色で、深みのある光沢で非常に綺麗。でも綺麗に維持するのが大変そう…。

どんな景色が反射しても綺麗な色でした。やっぱり黒のベンツは良いですね。綺麗に維持するのも大変そうですが。

内装(インテリア)

ステアリング

AMGスポーツステアリングと呼ばれ、E220dにはAMGラインインテリアパッケージとしてオプションで設定されています。
とにかくデザインがカッコいいですね。中央のホーン部分が小さく、スポークも細いクラシカルなデザインです。革巻きでグリップ部分はパンチングレザー、左右のスポークはグロスブラック調、下向きのスポークはクローム。中央にはスリーポインテッドスターが輝きます。


スポーク部分には多数のボタンが配置されており、ステアリングから手を離す事なくほとんどの操作を行う事ができます。ボタンは押して操作するだけでなく、各スポーク中央部分はタッチセンサーになっており、上下左右にスワイプして操作することができます。

ホーン部分が小さくてスポークも細い、ラシカルなデザインです。それでいて多数の機能をステアリングから操作可能とした最先端のステアリングです。カッコいいですね!


難点は指紋が目立ちやすいこと。必ず指で触れる部分にも関わらずグロスブラック調なのでかなり目立ちます。

気になったのは指紋が目立つこと。機能上必ず指で触れる部分ですから、なんとかしてほしいものです。カッコ良さの代償ですかね。


ステアリング裏にあるシフトレバーやウインカーレバー、ステアリングチルトのレバーには目新しさはありません。

ウインカーレバーやステアリングチルトのレバーは従来通りです。
ディスプレイ

12.3インチ×2枚の巨大な横長のディスプレイが、メーターパネル、ナビパネルの役割を担います。MBUX搭載車で、当然ハイメルセデスで話題の音声認識も使えます。
反射を抑えるため日差し避けが設けられており、視認性も良好です。

巨大なディスプレイは12.3インチを2つ横に並べて一枚のガラスで覆ったもの。日差し避けもあり、視認性は良好です。
運転席/助手席シート

AMGラインインテリアパッケージ装着車につき、ブラックのナッパレザーのシートでした。Eクラスのシート、最高ですね。これぞ長時間でも疲れないシートだと思います。普段Cクラスに乗っている身からすると、肩周りのサポートがかなりしっかりしていて、まるで別次元の座り心地でした。

特に素晴らしいのが肩周りのホールド感。ゆったりと座れて、疲れにくいシートでした。
インパネ

インパネの材質は本木目で、ブラックアッシュウッドというカラーでした。

小物入れのフタに注目。全て木目が一致しているのが分かりますでしょうか。コレ、一枚の木から切り出されているんです。コストかかってますね!

フタも木目が他と一致しているのがわかりますか?一枚の木から切り出されたものだそう。

エアコンアウトレット(吹き出し口)は横方向に3本のルーバーがあるタイプのもの。真ん中のツマミを上下に動かすとルーバーが上下に動き、吹き出し口自体が左右に首振りして風向を調整できるようになっています。真ん中を向いた時にクリック感を持って止まるようになっていて、調整しやすくなっていますよ。
ルーバーやツマミはクローム調、周囲のトリムはグロスブラックで仕上げられています。

横方向のルーバーが3本あるタイプのエアコンアウトレット。

エンジンスタートのボタンはステアリングの左側。透明感のある材質に立体感のあるデザインが施されています。

ステアリングの右側には灯火類のスイッチ。

ライト類のスイッチ。
センターコンソール

センターコンソールにはクライメートコントロールパネルと、ショートカットボタンが設置されています。

昨今のクルマに多いですが、アナログ時計とCDスロットが撤廃されましたね。個人的に気になったのは撤廃したアナログ時計とCDスロットの場所がそのままノッペリと残されていて、ただのデッドスペースになっていたこと。ここはもう少し煮詰めた方が良かったんじゃないかと…。

シルバーのトグルスイッチはクライメートコントロールパネル、その下はMBUXシステムのショートカットボタン。

スイッチ類とタッチパッドの間にあるフタを開けるとドリンクホルダーや小物入れ、シガーソケットとタイプCのUSBスロットがあります。小物入れはワイヤレスチャージャー(置くだけ充電)機能が付けられました。大きなスマホだとちょっと出し入れしにくいかなと。

ドリンクホルダーの枠は取り外し可能。手入れしやすいようになっています。

タッチパッドは世代が新しくなって薄い形になりました。クルクル回すコントローラーは撤廃されましたね。

一番手前に見えるものがタッチパッドです。世代が新しくなって平たい形状になりました。
グローブボックス

グローブボックスは物理キーで施錠できるようになっています。取手部分はクローム調の装飾もあります。

グローブボックスのハンドル部分にメッキ装飾が施されています。

中は起毛素材で高級感がありますが、パヒュームアトマイザーのリフィルとETC車載器が鎮座しているため、車検証も入りません。

ドア

フロントドアはドアポケット周りを除いて全てソフトタッチな素材にダブルステッチが施されています。本杢目のオーナメントもあり、高級感ありますね。
お借りした代車はエクスクルーシブパッケージ装着車のため、Burmester®サラウンドサウンドシステムを搭載しており、スピーカーは全部で13個もあるそう。良い音してましたよ!

ドアポケットにはドリンクホルダーと小物入れがあります。500mlのペットボトルでも楽に収納できそうです。

リアのドアも同様のデザインで、黒基調に白色のダブルステッチ。スピーカーも左右に2つづつ配置されています。

エクスクルーシブパッケージ装着車につき、後部座席もシートヒーターが付いています。
エクスクルーシブパッケージに含まれるBurmester®サラウンドサウンドシステム。良い音でした。スピーカーのデザインも高級感がありますね。
後部座席

後席のシートももちろんフルレザーです。肩周りまでサポートされるような形状で、座り心地も良かったですよ。

運転席と助手席の背面にはポケット(シートバックポケット)があります。開きっぱなしにならないといいですが。

レザー調のシートバックポケット。

センターコンソールの後ろにはエアコンアウトレットガーニッシュが2つあり、その下のフタを開けるとシガーソケットと小物入れがあります。

センターコンソールの後ろには後部座席向けのエアコンの吹き出し口が2つ配置されています。
下のポケットを開けると小物入れとシガーソケットがあり、後部座席からでも充電することができます。
トランク

トランク容量は540Lで、大きな荷物も十分積み込める広さです。

自動開閉トランクリッドはE220dにオプションで設定されているようです。

自動開閉トランクリッドはE220dにはオプションで設定されているようです。セダンなのでいらないかと思われますが、一度これに慣れてしまうと、もう無しには戻れません。
トランクリッドの裏には三角表示板があります。
トランク下には収納スペースがあり、純正の救急箱や網ネット、カゴが格納されています。牽引フックもここにあります。

乗り心地

エンジン


E220dは、2Lのディーゼルターボエンジンを搭載しています。ディーゼルエンジンの車にガッツリ乗ったのは初めてでしたが、車内はディーゼル特有のガラガラ音が全く聞こえません。気にならない、というレベルではなく耳をすませても聞こえないレベルの遮音性でした。
少し踏み込めば十分過ぎるパワーがあり、一般道はもちろん、高速での合流などにおいても不満を感じることは無いと思います。
アクセルは重いとは感じませんでしたが、レスポンスはマッタリです。これはCクラスと似たような感覚でした。メルセデスベンツらしい味付けです。

ステアリングフィール


やや重さを感じる味付けで、シットリとしたハンドリングです。重すぎぎず軽すぎず、雑味のないステアリングフィール。ステアリングの中立付近に程よい遊びがあって、長距離も疲れにくいでしょう。

乗り心地


ゆったり、マッタリな印象で、路面からの振動はCクラスに比べて明らかに軽減されています。それでいてフワフワすることもなく、どの速度領域においても凄まじい安定感です。座り心地の良いシートに座り、優雅なドライブを楽しめました(代車ですが…)。

まとめ

いかがだったでしょうか。
所有してもない(所有できない)身分でレビューするのは恐縮ですが、Eクラスの購入検討されている方の参考になれば幸いです。
個人的な感想としては、普段Cクラスに乗って満足していましたが、やっぱりEクラスとCクラスは別物だということがよーく分かりました。Eクラスは快適すぎる事が逆に刺激的というか…とにかく良い経験、勉強ができました。素敵な代車を貸していただいたディーラーには感謝ですね。

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