こんにちは、kamasです。
今回はEクラスの内装/外装のレビューをしていきます。
2020年の9月、マイナーチェンジした新型Eクラスが日本に導入されました!刷新されたフロントマスクにトンボ型のステアリング…まぁ自分には縁のない話。と思っていましたが、愛車を修理でディーラーに預けたら、なんと代車が現行のEクラスでした!
Eクラスの購入を検討されている方にとっては内装や外装の細かいところ、気になりますよね。そこで今回はEクラスの内外装を(勝手に)レビューしたいと思います。雑誌やニュースサイトでは触れないような細かいところまで、庶民の目線で徹底的に解説していきますよ。
また、以下の記事ではCクラス(W205前期)との比較レビューをまとめています。是非ご参考にしてください。
kamas-cars.hatenablog.com
今回お借りした代車の詳細
●車種
メルセデスベンツ Eクラス
E220d スポーツ
●型式
W213 後期
●ボディーカラー
オブシディアンブラック
●オプション
AMGラインインテリアパッケージ
エクスクルーシブパッケージ
外装(エクステリア)
フロント
外装のうち、マイナーチェンジで大きく変わったのがフロントマスクです。新世代のメルセデスらしくシャープな顔つきになりましたが、メッキのギラギラ感は控えめでEクラスらしい威圧感のある表情ですね。
台形状のダイヤモンドグリルはワイド感のあるデザイン。スリーポインテッドスターから左右に伸びる一本のルーバーはグロスブラック調です。その周りはダイヤモンドが散りばめられたようなデザインで立体感のある形状です。
ヘッドライト内のメッキ装飾は控えめな印象。眉毛状のデイライトがあり、凄みのある表情にも見えますね。
エアインテークには2本のフィンがあり、スポーティな印象。ただしエアインテークは実際に穴が空いている訳ではなく、あくまで形だけです。
サイド
やっぱりEセグメントのセダンは威圧感があってカッコいいですね。リアオーバーハングが長いサイドビューは伸びやかで高級感も満載です。
窓ガラスの形状はほぼ従来通り。キャラクターラインもシンプルで、全体的に後ろ下がりな印象を与えます。
ドアミラーの外側1/4ぐらいの面積は広角になっています。三角形のブラインドスポットアシストのアラームも見えますね。
なお、ドアミラーに未塗装の樹脂は一切使われておらず、全てグロスブラック調になっています。さすが、細かいところまでコストがかけられてますね。
タイヤサイズは、フロントが245/40R19、リヤは275/35R19でした。Cクラス同様、ローテーションできないやつです。
ホイールのデザインも刷新されました。従来のメルセデスの5本スポークとは趣向の違う、細いスポークのスポーティなデザインで、スポークの中ほどが平たいリング状になっていました。空力を意識したデザインでしょうか。
リア
トランクリッドのメッキ装飾やテールライト、バンパーのデザインは基本的に水平基調。威圧感というか風格を感じるのは私だけでしょうか…。
テールライトは、この後期型からニ分割されました。横長なデザインが、リアビューのワイド感を演出してます。
マフラーカッター周りは未塗装の樹脂で、マフラーカッターはダミーでした。
バンパー最下部はメッキが施されています。黒のボディとのコントラストがカッコいいですね。
ボディカラー
今回お借りした代車はオブシディアンブラックという黒色でした。豊かな表情を見せる黒色で、深みのある光沢で非常に綺麗。でも綺麗に維持するのが大変そう…。
内装(インテリア)
ステアリング
AMGスポーツステアリングと呼ばれ、E220dにはAMGラインインテリアパッケージとしてオプションで設定されています。
とにかくデザインがカッコいいですね。中央のホーン部分が小さく、スポークも細いクラシカルなデザインです。革巻きでグリップ部分はパンチングレザー、左右のスポークはグロスブラック調、下向きのスポークはクローム。中央にはスリーポインテッドスターが輝きます。
スポーク部分には多数のボタンが配置されており、ステアリングから手を離す事なくほとんどの操作を行う事ができます。ボタンは押して操作するだけでなく、各スポーク中央部分はタッチセンサーになっており、上下左右にスワイプして操作することができます。
難点は指紋が目立ちやすいこと。必ず指で触れる部分にも関わらずグロスブラック調なのでかなり目立ちます。
ステアリング裏にあるシフトレバーやウインカーレバー、ステアリングチルトのレバーには目新しさはありません。
ディスプレイ
12.3インチ×2枚の巨大な横長のディスプレイが、メーターパネル、ナビパネルの役割を担います。MBUX搭載車で、当然ハイメルセデスで話題の音声認識も使えます。
反射を抑えるため日差し避けが設けられており、視認性も良好です。
運転席/助手席シート
AMGラインインテリアパッケージ装着車につき、ブラックのナッパレザーのシートでした。Eクラスのシート、最高ですね。これぞ長時間でも疲れないシートだと思います。普段Cクラスに乗っている身からすると、肩周りのサポートがかなりしっかりしていて、まるで別次元の座り心地でした。
インパネ
インパネの材質は本木目で、ブラックアッシュウッドというカラーでした。
小物入れのフタに注目。全て木目が一致しているのが分かりますでしょうか。コレ、一枚の木から切り出されているんです。コストかかってますね!
エアコンアウトレット(吹き出し口)は横方向に3本のルーバーがあるタイプのもの。真ん中のツマミを上下に動かすとルーバーが上下に動き、吹き出し口自体が左右に首振りして風向を調整できるようになっています。真ん中を向いた時にクリック感を持って止まるようになっていて、調整しやすくなっていますよ。
ルーバーやツマミはクローム調、周囲のトリムはグロスブラックで仕上げられています。
エンジンスタートのボタンはステアリングの左側。透明感のある材質に立体感のあるデザインが施されています。
ステアリングの右側には灯火類のスイッチ。
センターコンソール
センターコンソールにはクライメートコントロールパネルと、ショートカットボタンが設置されています。
昨今のクルマに多いですが、アナログ時計とCDスロットが撤廃されましたね。個人的に気になったのは撤廃したアナログ時計とCDスロットの場所がそのままノッペリと残されていて、ただのデッドスペースになっていたこと。ここはもう少し煮詰めた方が良かったんじゃないかと…。
スイッチ類とタッチパッドの間にあるフタを開けるとドリンクホルダーや小物入れ、シガーソケットとタイプCのUSBスロットがあります。小物入れはワイヤレスチャージャー(置くだけ充電)機能が付けられました。大きなスマホだとちょっと出し入れしにくいかなと。
タッチパッドは世代が新しくなって薄い形になりました。クルクル回すコントローラーは撤廃されましたね。
グローブボックス
グローブボックスは物理キーで施錠できるようになっています。取手部分はクローム調の装飾もあります。
中は起毛素材で高級感がありますが、パヒュームアトマイザーのリフィルとETC車載器が鎮座しているため、車検証も入りません。
ドア
フロントドアはドアポケット周りを除いて全てソフトタッチな素材にダブルステッチが施されています。本杢目のオーナメントもあり、高級感ありますね。
お借りした代車はエクスクルーシブパッケージ装着車のため、Burmester®サラウンドサウンドシステムを搭載しており、スピーカーは全部で13個もあるそう。良い音してましたよ!
ドアポケットにはドリンクホルダーと小物入れがあります。500mlのペットボトルでも楽に収納できそうです。
リアのドアも同様のデザインで、黒基調に白色のダブルステッチ。スピーカーも左右に2つづつ配置されています。
後部座席
後席のシートももちろんフルレザーです。肩周りまでサポートされるような形状で、座り心地も良かったですよ。
運転席と助手席の背面にはポケット(シートバックポケット)があります。開きっぱなしにならないといいですが。
センターコンソールの後ろにはエアコンアウトレットガーニッシュが2つあり、その下のフタを開けるとシガーソケットと小物入れがあります。
トランク
トランク容量は540Lで、大きな荷物も十分積み込める広さです。
自動開閉トランクリッドはE220dにオプションで設定されているようです。
乗り心地
エンジン
E220dは、2Lのディーゼルターボエンジンを搭載しています。ディーゼルエンジンの車にガッツリ乗ったのは初めてでしたが、車内はディーゼル特有のガラガラ音が全く聞こえません。気にならない、というレベルではなく耳をすませても聞こえないレベルの遮音性でした。
少し踏み込めば十分過ぎるパワーがあり、一般道はもちろん、高速での合流などにおいても不満を感じることは無いと思います。
アクセルは重いとは感じませんでしたが、レスポンスはマッタリです。これはCクラスと似たような感覚でした。メルセデスベンツらしい味付けです。
ステアリングフィール
やや重さを感じる味付けで、シットリとしたハンドリングです。重すぎぎず軽すぎず、雑味のないステアリングフィール。ステアリングの中立付近に程よい遊びがあって、長距離も疲れにくいでしょう。
乗り心地
ゆったり、マッタリな印象で、路面からの振動はCクラスに比べて明らかに軽減されています。それでいてフワフワすることもなく、どの速度領域においても凄まじい安定感です。座り心地の良いシートに座り、優雅なドライブを楽しめました(代車ですが…)。
まとめ
いかがだったでしょうか。
所有してもない(所有できない)身分でレビューするのは恐縮ですが、Eクラスの購入検討されている方の参考になれば幸いです。
個人的な感想としては、普段Cクラスに乗って満足していましたが、やっぱりEクラスとCクラスは別物だということがよーく分かりました。Eクラスは快適すぎる事が逆に刺激的というか…とにかく良い経験、勉強ができました。素敵な代車を貸していただいたディーラーには感謝ですね。
クルマの乗り換えをご検討されている方、今のクルマがいくらで売れるのか気になりませんか?もしまだ買取店に相談していないと言う方は、無料一括査定を使って少しでも高くクルマを売りましょう!(ブログ更新のモチベーションにもなりますので是非。。。)
愛車の査定を上げるには
車買い替えをお考えの方、まずは今の愛車を高く売りたいですよね。
憧れのクルマへの第一歩は今のクルマを高く売ることです。
サラリーマンながらベンツを2台も購入できたのは買取価格を上げることに成功したからです。
購入価格を10万円値切るのは大変ですが、売却価格を10万円上げるのは実はそこまでハードルは高くないのです。
車を売るときは、必ず店舗に行く前に一括査定で相場を確かめましょう。
↑のオレンジのボタンをクリックし、愛車の①車種②年式③走行距離を入力し、「申し込みスタート」ボタンを押すだけで完了です。
あとは各社からメール等で連絡が来ますので、その中から選んで交渉スタートです。
私の経験上、相場を知らずに店舗に行くよりも、まずは相場を抑えた上で各社と交渉に臨んだほうが絶対にいいですよ。過去に私が愛車を売却したときに感じた交渉のポイントは以下です。
売却時期を明確にすること
1ヶ月以内に売る、と言ったほうが買取価格は確実に上がります。買い取る側からすると、すぐに売ってもらったほうが値段を付けやすいそうですね。相場の変動を加味せず、今現在の相場で買い取れるからです。中古車はナマモノですから、極端ではないにせよ、相場の変動があります。2ヶ月後に売るよ、と言われるとその2ヶ月間の相場の変動を加味し、マージンを取った安い額を提示するしかないんだとか。だから売る時期は明確にしましょう。
回る店は3店舗ぐらいがちょうどいい
たくさん回ったほうが相見積もりで高くできますが、だいたい3店舗回れば相場が分かります。その中で「他の店ではこんな高い額を提示してくれましたよ」と言って相見積もりを繰り返せば、上手く行けば中古車オークションの相場ギリギリの額まで吊り上げることができます。上手くハマれば既に売り先が決まっていて、逆に店側が欲しがっているパターンも稀にあります。私はこのやり方でディーラー下取り額よりも40万円高い額で売却することに成功しました。