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ベンツCクラス(W205)の定番故障は?中古車購入時の注意点も解説

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メルセデスベンツのミドルサイズセダンであるCクラスですが、中古車市場では先代のW205が求めやすい価格で豊富に出回っています。しかし故障や維持費が気になりますよね。「W205の定番故障や弱点を知りたい」「中古車を買う時の注意点、チェックするポイントを知りたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はW205の定番故障の内容と必要な修理とともに、中古車購入時の注意点を解説していきます。コレを読めばW205の「当たり個体」を引くにはどこをチェックしたらいいか分かりますよ。W205を6年間所有し、弱点を知り尽くしたオーナーが徹底的に解説していきます。

所有するCクラス(W205)の詳細情報

これまでに起きた不具合・故障一覧

筆者がCクラス(W205)を購入してから現在までの5年間に発生した不具合・故障は以下の通りです。いずれもW205の持病とも言えるメジャーな故障です。

  1. エアサス故障
  2. 足回りのギシギシ音
  3. 冷間始動時のガソリン臭
  4. シートバックポケット開きっぱなし
  5. 給油口キャップの紐切れ
  6. ドアハンドルLEDの照度バラツキ
  7. ヘッドレスト内部のスプリング外れ
  8. パフュームアトマイザー香りせず
  9. その他細部の劣化

では、順に詳細を解説していきます。

エアサス故障


W205はエアサスを装備したグレードも存在しますが、エアサスは故障しやすく修理費も高いので要注意!エアサスの故障には大きく分けて2つのパターンがあります。

症状①:エンジン停止中に車高が下がっていく

「エンジン停止中に少しづつ車高が下がっていくがエンジンを点けると元に戻る」場合、ベローズからのエア漏れが原因です。ベローズの交換が必要となり、部品代は片方で7万円ほどです。
一時的な対処療法ではありますが、コンフォートモードかエコモードにしておくと車高を維持できるようです。詳しくは以下のブログで解説しておりますのでぜひご覧ください。
kamas-cars.hatenablog.com

症状②:エンジン稼働中も車高が下がりっぱなし

「エンジン始動中も車高が維持できず、車高が下がりっぱなしになる」場合は、エアコンプレッサーとバルブロックの不具合が原因です。修理費用は民間工場で20万円ぐらいで、正規ディーラーだともっと高額になりますが…2022年にエアコンプレッサーのリコールが発表されました!以下のサイトで対象の車両かどうか確認できます。
www.mercedes-benz.jp

中古車を買うときはココをチェック!

中古車購入時の注意点は…
  • エアサス関連部品の交換履歴はあるか?
  • 車高の昇降がスムーズか?
  • エンジンオフで車高が維持されるか?
エアサスいつか故障するもの、と言っても過言ではありません。まずはエアサス関連部品の交換履歴を確認しましょう。エアコンプレッサー、バルブロック、ベローズ(バッグ)の交換履歴があれば安心です。

また、中古車の現車確認のときは車高の昇降がスムーズかどうかチェックしましょう。例えばフロントとリアで昇降するスピードが違う場合は要注意、近いうちに不具合が発生する可能性があるかも知れません。

また、エンジンオフの状態で車高が維持されているか?も重要です。逆にエンジンを始動した時、走行モードを変えていないにも関わらず明らかに車高が上がるようであれば、注意した方が良いかも知れません。

足回りのギシギシ音


車体が上下に揺れたりステアリングを動かした時に「ギシギシ」「キー」と言う異音が鳴るようになりました。筆者の場合は走行距離6万キロあたりで発生しました。
原因はロアアームのボールジョイント部分の劣化。ゴムブーツの破れ等がなくても中のグリスが枯渇するようです。ボールジョイント部分のみを交換することはできないため、ロアアームごと交換となります。

また、これも一時的な対処療法ではありますが、シリコンスプレーで症状が緩和することがあります。詳細は以下の記事をご覧ください。
kamas-cars.hatenablog.com

中古車を買うときはココをチェック!

中古車購入時の注意点は…
  • フロントロアアームの交換履歴はあるか?
  • 足回りから異音はしないか?

できればロアアーム交換済みの個体が望ましいですね。また、左右どちら片方“のみ”交換した履歴があれば、近いうちにもう片方も交換が必要になる可能性が高いです。

現車確認のときは足回りから異音がしないか注意深く聞きましょう。車に乗り込んで車体が沈んだ時にフロントの足回りからギシギシ音がしたら不具合です。ステアリングを操作した時に「キー」と言う異音がしないことも確認したほうが良いですね。室内からは聞こえにくいので外からチェックできればベストです。

冷間始動時のガソリン臭

エアコンからガソリン臭がする不具合もW205でよく発生します。原因は燃料ポンプ低圧ホースからのガソリンの滲みです。修理には燃料ホースの交換が必要となり、部品代は1万円前後、工賃含めるとトータルで2〜3万円ほどの費用がかかります。
詳しくは以下の記事で解説しています。ぜひご覧ください。
kamas-cars.hatenablog.com

中古車を買うときはココをチェック!

中古車購入時の注意点は…
  • 燃料ホースの交換履歴はあるか?
  • 冷間始動時にガソリン臭はしないか?

過去に燃料ホースの交換履歴があれば、すぐに再発する恐れは少ないでしょう。ただしメーカーから対策品が出ている訳でもないため、交換履歴があっても再発する可能性は十分にあります。

実際にガソリン臭がしないか確かめることが出来ればベストです。エンジンをかけて室内のエアコンの臭いをチェックしましょう。ただし“冬の寒い時期にエンジンを始動した数分間だけ”という限られた条件でのみ発生するケースも多々あるため、見抜くのは難しいかも知れません。

シートバックポケット開きっぱなし


シートの背面にある「シートバックポケット」が開きっぱなしになる不具合がよく発生します。原因はゴム紐の緩み。伸縮性がなくなって伸びた状態になってしまいます。
修理費は割に高額で、概ね部品代が片方3万5000円、工賃で片方1万円。左右合わせるとトータルで8〜9万円にもなりますので、なるべく避けたい不具合です。
以下の記事でDIY修理方法を解説しております。修理費を抑えたい方は必見です。
kamas-cars.hatenablog.com

中古車を買うときはココをチェック!

中古車購入時の注意点は…
  • シートバックポケットが閉じているか?

必ずシートバックポケットがちゃんと閉じているかチェックしておきましょう。ポケットを開けた時にゴム紐の反力が弱い場合も近いうちに症状が発生する可能性あり、要注意です。

給油口キャップの紐切れ


W205の給油口キャップには、落下防止のためゴム製の紐(ひも)が付いていますが、その給油口キャップの紐が経年劣化でひび割れて千切れてしまう不具合がよく発生します。

原因は経年劣化、正直防ぎようがないですね。ガソリン近くの部品ですから、特にゴムが劣化しやすい箇所なのかも知れません。部品代は3000〜4000円で、交換はDIYでも簡単にできます。

中古車を買うときはココをチェック!

中古車購入時の注意点は…
  • 給油口キャップの紐が切れていないか?
現車確認の際は、給油口キャップがヒビ割れたり千切れたりしていないか確認しましょう。ガソリンタンクの蓋を開ければ確認できますから簡単です。
もし仮に千切れてしまっても部品代は数千円ですから大したことないですけどね。

ドアハンドルLEDの照度バラツキ


W205は夜、アウタードアハンドルのLEDが光るようになっています。いわゆるロケイターライティングですね。

しかしこのLEDが壊れやすく、明るさにバラツキが出たり光らなくなったりする症状が、新車登録後2〜3年目の早い段階で現れることがあります。もし交換になると1箇所あたり部品代は3000円、工賃で7000円ほどかかりますから、4箇所直すとトータルで4万円ほどになります。

中古車を買うときはココをチェック!

中古車購入時の注意点は…
  • ドアハンドルLEDの交換履歴があるか?
  • ドアハンドルLEDの明るさは問題ないか?

まずはドアハンドルLEDの交換履歴があるか確認しましょう。また、夜暗いときに中古車の現車を確認できる機会があれば、LEDの明るさにバラツキなどがないかチェックしておきましょう。

ヘッドレスト内部のスプリング外れ


フロントシートのヘッドレストから「カラカラ」と言う異音が発生するようになりました。この不具合は、ヘッドレスト内部にある部品の割れが原因です。

少々手間がかかりますが、以下の記事にてDIY修理方法をご紹介しておりますので、気になった方はぜひご覧ください。
kamas-cars.hatenablog.com

中古車を買うときはココをチェック!

中古車購入時の注意点は…
シートを倒したり、ヘッドレストを少し揺すった時に「カラカラ」という異音がするようであれば不具合です。ヘッドレストの前後位置をスムーズに調整できるか、調節ボタンの押し具合に違和感がないかどうかもチェックした方が良いですね。

その他細部の劣化

不具合と言うほどでもないですが、やっぱり細かいところは使用するにつれて劣化してきます。
中古車を選ぶ時もなるべく使用感の少ない個体を選びたいところ。現車確認をするときに「ここをチェックすればOK」と言う箇所をご紹介していきます。

本革シートの擦れ


革シートの宿命とも言えますが、やはりシートのショルダー部分に擦れが発生します。特に乗り降りの頻度が高い運転席で顕著に現れる症状です。
中古車の現車確認の際は是非ともチェックしたい箇所です。

リアメッキ部分のヒビ割れ


経年劣化でリアのトランクオープナー上のメッキ部分(ナンバープレートの上)がヒビ割れてきます。防ぎようがない不具合で、新品に交換するしか対策はありません。

ハンドルの本革剥がれ


ハンドルのグリップ部分にあしらわれているパンチングレザーが剥げてきました。
普段使っていると意外と気になりませんが、やはり目につく部分ですから中古車選びの時はチェックしたいですね。

メッキモールの白サビ


コレは欧州車全般に発生している症状ですが、メッキモールに白サビが発生してしまいます。
青空駐車、ガレージ保管で多少は進行具合に差はあるものの、基本的に雨に濡れると白サビが発生します。

対策はDIYで磨くか、ラッピングなどで誤魔化すか…ですね。詳細は以下の記事をご覧ください。
kamas-cars.hatenablog.com
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中古車価格はお手頃


さて、ここまで不具合や故障事例を列挙してきたので尻込みしてしまう方も多いかも知れませんが、それを差っ引いてもW205は非常に魅力的な車です。デザインの良さ、内装の高級感、走行性能も高さなど語り尽くせない魅力が詰まっていますよ。所有すればきっと満足できる車だと思います。

W205は非常に人気の高いモデルだったため、中古車市場ではたくさんの個体が出回っています。販売から10年(!)が経過していますので、求めやすい価格の中古車も出てきています。正直、W205はとてもお買い得なモデルだと思いますよ!

W205の中古車相場は


(下記に記載の情報は2024年4月時点におけるものです)
W205の中古車価格は最安値で130万円ほど。100万円台から狙えますね。

ただし長く乗ることを考えるなら、なるべく走行距離が少なくて新しい個体を狙いたいところ。例えば3万キロ以内、新車登録から3年以内で絞り込むと、概ね350万円〜となりますね。
実際に希望の条件でいくらぐらいになるか気になる方は以下のボタンからどうぞ。

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まとめ


いかがだったでしょうか。
日本発売から早10年が経過したW205ですが、現行モデルに負けないほどの様々な魅力が詰まったモデル。その実力ゆえ、今なお根強い人気があります。半導体不足でコストダウンされている最新モデルよりも、贅沢な装備が奢られた旧モデルを狙うのはいかがでしょうか?

今回ご紹介した注意点を参考にしていただき、下のボタンからご希望の条件にあった個体を見つけてくださいね。きっと素晴らしいカーライフになると思いますよ。

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