ベンツのお乗りの皆さま、愛車の警告灯はついていませんか?警告灯がつくたびに「どこが壊れた…?」「修理費大丈夫か…?」と戦々恐々となるのは、もはや輸入車乗りの定番ですよね。
そんな中、先日愛車のベンツBクラス(W247)のタイヤ空気圧の警告灯が光りました。いつになっても警告灯は焦りますね…。まぁ結果的に問題なかったのでよかったですが。
ベンツのお乗りの方で「タイヤ空気圧の警告灯がついてしまった」「どうすればいいか分からない!」という方も多いのではないでしょうか。そこで今回はベンツのタイヤ空気圧の警告灯がついたときの対処方法について解説していきます。
これを読めば、タイヤ空気圧の警告灯がついたときの対処方法がわかります。実は「空気圧警告灯がついた=パンクした」という訳ではないんですよ。
ベンツオーナーが実際の経験を元に警告灯が光る条件やリセット方法まで徹底解説していきます。ぜひご覧ください。
愛車ベンツBクラスの詳細情報
ベンツのタイヤ空気圧モニタリングシステムとは?
ベンツには「タイヤ空気圧モニタリングシステム」というシステムが搭載されています。これはタイヤ空気圧センサーにより、タイヤの空気圧と温度をモニタリングするものです。
現在のタイヤ空気圧が推奨条件から大きく外れていないかをモニタリングし、もし大きく外れている場合は警告灯で知らせる機能です。
タイヤ空気圧の警告灯がついたら…
それでは、実際にタイヤ空気圧の警告灯がついてしまったら、どのように対処すれば良いのでしょうか。
まずはタイヤ空気圧の点検
空気圧の警告灯がついたら、まずはタイヤの空気圧が本当に問題ないか確認しましょう。ガソリンスタンドなどで点検できますよ。
ちなみにBクラスの推奨タイヤ空気圧はガソリンタンクのフタの裏側に記載されています。
問題なければセンサーをリセット
タイヤの空気圧を点検し、特に問題なければセンサーをリセットする必要があります。手順は以下の通り。
①メーターパネルの「メンテナンス」→「タイヤ」をタップ
②「再起動」をタップ
③“タイヤ空気圧を今 補正しますか”というメッセージが表示されるので「はい」をタップ
警告灯が消えたことを確認
これでセンサーのリセットが完了しました。これで警告灯が消えたことを確認してください。
リセットを行って数分間走行した後に、システムは現在のタイヤ空気圧が規定範囲内にあるかをチェックします。現在のタイヤ空気圧が基準値として承認され、モニターされるようになります。
なぜ警告灯がついた?その理由は…
警告灯がついて空気圧チェックしたけど問題なかった、その後リセットしてから警告灯が消えた…というケースは多々あります。
では、そもそもなぜ警告灯がついたのでしょうか。
空気圧の警告灯がつくのはこんなとき
以下のような状況のとき、タイヤ空気圧の警告灯が点灯するようです。
- タイヤ空気圧が変化した
- ホイールまたはタイヤを交換した
- ホイールまたはタイヤを新たに装着した
つまり、タイヤの空気圧センサーで何かしらの変動を検知すると警告灯がつく可能性があるようです。そういえば筆者も警告灯がついた前日に空気圧を入れたんですよね。たしかに240kPa→290kPaぐらいまで補充したんだよなぁ…だから警告灯光ったんですね。
大抵の場合、タイヤ空気圧を変更した後に自動的に新しい基準値を更新するのですが、それがうまくいかないと警告灯がつくようです。その場合、先ほど説明した手順通りシステムを手動で再起動して基準値を更新する必要があるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ベンツのタイヤ空気圧の警告灯がついても、まずは焦らずに空気圧をチェックしましょう。「警告灯がついた=パンクした」という訳ではありません。
もちろん経過観察は必要ですが、リセット後に警告灯が消えたままであれば空気圧の変動を検知しただけに過ぎません。直近で空気圧を入れたりタイヤ交換をしたのであればそれが原因と考えていいでしょう。
もし空気圧の警告灯がついてしまった!という方はぜひこの記事を参考にされてください。