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ベンツのバッテリー交換はどこが安い?具体的な費用も公開

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ベンツにお乗りの皆様、バッテリーの交換時期は近くないでしょうか。
突如としてやってくるバッテリー上がり、出先でエンジンがかからなくなった…なんて言う事態にならないよう、なるべく早いタイミングでバッテリーは交換しておきたいですよね。

しかし、気になるのが交換費用。「ベンツのバッテリー交換って一体いくらかかるんだろう」「なるべく安く抑える方法が知りたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は…

  1. バッテリー交換のタイミング
  2. ベンツのバッテリー交換の注意点
  3. どこで交換するのが安い?
  4. ベンツのバッテリーを安く交換する方法
  5. 専門店の選び方
について解説していきたいと思います。

実際にベンツのバッテリー交換にかかった費用を大公開!ベンツ2台のバッテリー交換を経験したオーナーがおすすめする方法とは…?

これを読めば、バッテリー交換だけでなく、欧州車の様々な修理費用・維持費を安く抑える方法を知ることができますよ。欧州車にお乗りの方、是非ご覧ください。


  • バッテリー交換を安く済ませたい
  • ベンツのバッテリー交換の注意点を知りたい
  • バッテリー交換を依頼できる店を知りたい
  • バッテリー交換がいくらかかるか知りたい

バッテリー交換のタイミングは?

まずはバッテリー交換のタイミングについて簡単に解説していきます。


バッテリー交換のタイミングは…

一般的には2〜3年ごと


一般的にバッテリーは2〜3年ごとに交換するのが望ましいとされています。
ただしバッテリーの交換頻度は、車に乗る頻度や走る距離によって大きく異なるので注意が必要です。

具体的には、車を動かさずに放置している時間が長いと、バッテリーの寿命は短くなってしまいます。

車のバッテリーは、エンジンの回転によって充電されますが、長い間エンジンをかけずに低充電状態が続くと「サルフェーション」が発生してバッテリー性能が落ちてしまいます。サルフェーションとは、バッテリー内部の電極板に「硫酸鉛」が結晶化して固着する現象のことを言います。
サルフェーションが発生すると電極板として使える面積が減ってしまうため、バッテリー性能がぐっと落ちてしまうのです。

詳細は以下のページで解説していますので、もっと詳しく知りたい方は是非ご覧ください。
kamas-cars.hatenablog.com


つまり、バッテリーの劣化は「サルフェーション」が原因、低充電状態が長期間続くことで引き起こされるのです。だからバッテリー上がりを防ぐため、こまめに車を動かしてバッテリーを充電してあげることが大事なんですね。

こんな症状が出たら要注意

実際に車に乗っていて“こんな症状”が出始めたらいよいよバッテリーの寿命が近いかも知れません。

それは…

  1. アイドリングストップが作動しない
  2. パワーシートの動きが遅い


アイドリングストップが作動しない

アイドリングストップ時を含め、エンジンを始動するときはバッテリーに大きな負荷がかかります。そのため、バッテリー電圧が低下している場合、エンジンが始動できなくなるのを防ぐためアイドリングストップは作動しないようになっています。

つまり、アイドリングストップが作動しなくなったらバッテリーが弱ってきたサインです。
ただしバッテリーが正常状態でも、朝一エンジンを始動した直後はアイドリングストップが作動しない時もありますので、長時間運転しても作動しない時は要注意ですね。


パワーシート/パワーウインドウの動きが遅い

アイドリングストップ以外にも、バッテリーの電圧が低下するとパワーシートやパワーウインドウの動きが遅くなります。
バッテリーが弱ってくると、モーターで駆動する箇所の動きがあからさまに遅くなります。その中でも一番気づきやすいのがパワーシート、パワーウインドウではないでしょうか。

最近、明らかに動きが遅くなったな…と感じたら、一度バッテリー電圧をチェックすることをおすすめします。

バッテリーに関する豆知識


バッテリー電圧が低下すると、電力を使うあらゆる機能が低下します。中でも一番困るのがいわゆるバッテリー上がり、「エンジン始動不可」ですよね。

車種にもよりますが、ベンツはパワーシート、シートベンチレーションなどさまざまな贅沢装備が付いています。
その分、バッテリーの電圧が低下すると色んな機能が使えなくなる訳ですが…ベンツの場合、エンジン始動に必要な電力をセーブするようバッテリーの使い道をコントロールしてくれるのです。

つまり、バッテリー電圧が低下して色んな機能が使えなくなったとしても、エンジンの始動だけはできる訳です。エンジンさえ始動できればバッテリーは充電できるから最悪の事態は免れる、という設計思想ですね。
私が知るところでは、アウディも同様の制御をしているそうです。

ベンツのバッテリー交換の注意点

ベンツのバッテリー交換は、いくつか注意点があります。国産車と同じように換えたらOK…と言う訳にはいかないんですね。DIYで交換しようと考えている方は要注意です。

ベンツのバッテリー交換の注意点は…
  • 作業性が良くない
  • バッテリー自体がデカくて重い
  • リセット作業が必要
  • バックアップ電源が必要

バッテリー交換の作業性が悪い


車種にもよりますが、バッテリーの設置場所や固定方法の問題で、作業性が悪い場合が多いです。
例えば、バッテリーを固定するボルトを完全に緩めると、裏側のナットがエンジンルームの奥底に落ちていってしまう…など。車種によって異なるでしょうが、作業にコツがいるケースが多いです。ベンツのバッテリー交換に慣れた人であれば問題ないと思いますが、初めて挑戦する場合は要注意です。

バッテリー自体がデカくて重い


ベンツに搭載されるバッテリーは非常に重いです。特に腰痛持ちの方は注意が必要、できることならDIYは避けた方が良いでしょう。

同じ12Vなのになぜ?…と思われる方も多いかも知れませんが、国産車向けとして一般的に流通しているものとは異なる種類が搭載されていることが多いのです。

車のバッテリーは電解液が液体状の「液式」、ジェル状の「AGM式」の2種類があります。一般的に流通しているのは「液式」ですが…液式に比べて寿命が長く、3倍の充放電性能を持つ「AGM式」が欧州車を中心に採用が増えています。高年式の欧州車は電力消費量が大きいことから、それに耐えうるバッテリーとしてAGM式の採用が増えているのです。

このAGM式のバッテリーは性能は優れるものの、液式に比べて大きく、そして非常に重いのです。容量にもよりますが、20kg超えはザラ。ものによっては30kg弱になることもあります。
当然、バッテリーの交換作業はボンネット内から古いバッテリーを取り出し、新しいバッテリーを格納することになりますから、中腰での作業を強いられます。中腰で20kg以上のバッテリーを出し入れするのは体に負担がかかるでしょう。DIYで挑戦しようと考えている方は、くれぐれもご注意ください。

リセット作業が必要


バッテリーを交換すると、一度電源がシャットダウンされた状態になるため場合によってはリセット作業が必要になることがあります。
例えば、バッテリー交換後にオートパワーウインドウが効かなかったり、ESP(横滑り防止などのスタビリティコントロール)機能が使えなくなるなど。
機能回復には、パワーウインドウの全開/全閉やステアリングの据え切りなどそれぞれに適したリセット作業を行う必要があります。

バッテリー交換後もメーターパネルに警告が表示された場合、ディーラーでのリセット作業が必要になるケースもあります。これは診断機を保有する整備工場でしか作業できず、ディーラーでは数千円の作業料金がかかることもあるので、注意しましょう。
リセットできるか不安に感じる方はDIYは避けた方が無難です。

バックアップ電源が必要


上で述べた通り、場合によってはバッテリー交換後に一部機能が使えなくなることがあります。
それを防ぐためにも、バッテリー交換中にリセットされないようバックアップ電源に繋げておくことが望ましいとされています。要は電源が途切れないよう、バッテリー交換中はバックアップ電源から電力を供給した方が良い…という訳です。

バッテリー交換用のバックアップ電源が各メーカーから販売されていますので、DIYで交換する際は購入をオススメします。

どこで交換するのが安い?

では、ベンツのバッテリー交換はどこに依頼すれば安く済むのでしょうか。

バッテリーの交換費用は…
  • DIYの場合…20,000円ほど
  • 専門店の場合…30,000円ほど
  • 正規ディーラーの場合…50,000円ほど

DIYの場合


バッテリーを自分で購入して交換作業もDIYで行う場合は、バッテリー本体の購入費用のみとなります。
車種にもよりますが、ベンツの場合はネット価格で概ね20,000円+αで購入できます。

ただし、上で述べた通りDIYでバッテリーを交換する場合は故障のリスクがあることにご注意ください。手順を誤ればバッテリー交換に伴ってヒューズ切断などの故障が発生することも考えられます。警告表示が消えない場合は正規ディーラーにリセット作業を依頼する必要があり、数千円の工賃がかかる可能性もあります。

また、20kg以上の重たいバッテリーを自ら交換せねばならず、腰痛などに繋がる可能性もあります。また交換後のリセット作業も自分で対応する必要があり、車種・年式によってリセット方法が違うので自らで調査・対応しなければなりません。

さらに交換に必要な工具や備品を揃える必要もあります。
欧州車は一般的にプラスネジではなくトルクスネジが使われているため、トルクスレンチが必要になります。ベンツのバッテリー交換はやや作業性に難があるため、奥まった箇所のナットを緩めるようなシーンもあり、そうなるとエクステンションバーも必要になりますね。

このように、DIYでバッテリー交換する場合は費用は抑えられるものの、故障リスクやリセット作業などを考慮すると…車に詳しくない人や作業スキルに自信がない人はDIYは避けた方が望ましい、と考えます。さらに工具購入や作業時間を考えるとコストパフォーマンスはイマイチかと思います。

逆に、工具が揃っていて作業スキルに自信がある方はDIYが最安値で交換できるのでオススメです。

専門店の場合


正規ディーラー以外の専門店の場合、店によって値段は異なりますが…部品代(=バッテリー本体)+工賃でおおよそ30,000円ほどとなります。
実際にベンツCクラス(W205)のバッテリー交換を専門店に依頼したら、部品代で26,700円でした(他作業も同時施行だったためバッテリー交換のみの工賃は不明)。

部品代はネット価格よりも割高ですが、正規ディーラーよりはるかに安いです。それにDIYのように自分で工具を揃える必要もなく、故障リスクやリセット作業の負担などトータルで考えるとコスパは抜群です。
個人的には一番オススメの方法です。

正規ディーラーの場合


正規ディーラーの場合、部品代(=バッテリー本体)で45,000円ほど、工賃で5,000円ほどでトータル50,000円ほどになります。
実際、ベンツAクラス(W177)のバッテリー交換を正規ディーラーに依頼したら部品代で39,600円、工賃で7,920円、トータルで47,520円でした。

正規ディーラーでは問答無用で純正バッテリーを定価で購入することになります。それに加えてテスターでの診断料金やリセット作業にかかる工賃も他に比べて高めになりますから、総じてコストは高めです。
コストを度外視して“信頼”を重視するなら正規ディーラーにお願いするのもアリだと思います。

ベンツのバッテリー交換は専門店に依頼すべき


ベンツのバッテリー交換を安く済ませるには…DIY、専門店、正規ディーラーの中ではDIYが最安値、ただしリスクを考えると専門店に依頼するのが最適です。

正規ディーラーの半額近くで済みますからベンツのバッテリー交換を考えている方、専門店に依頼されてはいかがでしょうか。

専門店の選び方

バッテリー交換に限らず、欧州車の維持費を抑えたいなら専門店にお世話になるのが一番良いと思います。

ただし整備工場ならどこでも入庫できるか、と言うとそうでもないのが欧州車の悩みどころ。中には入庫拒否される場合もあるので、注意が必要です。
また、専門店を謳う店舗でもいざ蓋を開けて見れば全然ダメだった…と言うお店があるのも事実です。専門店への入庫はコスパに優れる一方、信頼できるお店と出会うまでが大変なのです。

お店選びのポイントは…
  • 欧州車の整備経験が豊富であること
  • 診断機を保有していること

欧州車の整備経験が豊富であること


正規ディーラー以外の専門店は日本全国に無数にありますが、旧車、欧州車、クロカン、国産スポーツカーなど専門店によって得意とする分野が異なります
特に欧州車は「持病」と言われる車種やメーカー特有の弱点を抱えていることが多いですから、そのメーカーに精通する専門店に依頼するのが理想です。

少なくとも欧州車の整備を依頼するなら、欧州車の整備・修理の経験が豊富なお店を選ぶべきです。

診断機を保有していること


高年式の欧州車は診断機をベースとした整備が基本となっています。エラーコードの確認やトラブルシューティング、警告表示のリセットなど諸々の作業において診断機が必要になります。
しかし診断機を持っていない場合、ハード面の修理はできてもソフト面で対応できることが限られてしまいます。
したがって、欧州車を整備できるか否か見極めるときは診断機の有無を確認するのも一つの手段です。

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まとめ

いかがだったでしょうか。
バッテリーは車を動かす上で必須の部品、劣化したバッテリーを使い続けると最悪はエンジンが始動できない事態に陥ってしまいます。なるべく早めの交換を心がけたいですね。
また、ベンツのバッテリー交換は、専門店に依頼するのが最適です。バッテリー交換に限らず、正規ディーラーと専門店、DIYを賢く使い分けることで維持費はかなり安く抑えることができますよ。顔見知りの専門店なんて知らないよ!と言う方は是非「buv.Labo(ブーヴラボ)」に依頼してみてはいかがでしょうか。下のボタンから簡単に見積もりできますよ。
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