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エンジンの吹けが異常に良い?!初代の日産ノート(E11型)を徹底レビュー!

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「ボロいですけどコレで我慢してください〜」と言われて渡されたのは初代ノートのキー。Cクラスの車検でショップからお借りした代車で、これから1週間お世話になるクルマです。
正直なところ乗り心地とか全く期待していなかったものの、乗ってみると「コレは…?」と思うところがあったので急遽記事を書くことにしました。

どこに需要があるか分かりませんが、初代ノート(E 11型)について本気でレビューしていきたいと思います。普段は現行のベンツに乗っている筆者が20年前の初代ノートに乗って何を思ったのか?ぜひご覧ください。

日産ノートについて

初代ノートがデビューしたのは2005年。意外と最近なんだな〜って思いましたが2005年ってもう20年近くも前なんですね…。ちょっと当時の様子を振り返ってみましょう。

コンパクトカーの人気が出てきた2000年代から日産はを続々とニューモデルを市場に投入しました。2代目キューブ、ティーダがデビューし、それに続く形で2005年にノートがデビュー、さらにその数年後にはジュークもデビュー。いずれもマーチと同じプラットフォームを使ったモデル達です。

極限まで価格を抑えたマーチ、ファニーなデザインのキューブ、上質感が魅力のティーダ、広い室内と低価格が強みのノート。それぞれ差別化要素はあったものの、同じプラットフォームを共有するBセグメント車が続々と世に放たれた時代だったのです。

その中で「バランス型」だったノートは世界戦略車として真っ向勝負する位置付けとなり、2代目からe-powerを搭載。そこで爆発的に売れたのが分岐点となり、結局220年経った今、生き残っているのはノートだけになってしまいました。

2024年現在、中古車の価格は実に20〜40万円と超破格な値段で出回っている初代ノート、今回はその意外な魅力に迫ります。

今や売れっ子として日産を支えるノート。その初代モデルの出来栄えに迫ります。

ちなみに現行ノートのレビューは以下の記事にまとめています。初代に比べるとめちゃくちゃ進化しています。気になった方はぜひご覧ください。
kamas-cars.hatenablog.com

走行性能

まずは初代ノートの走行性能についてレビューしていきたいと思います。全体的に街乗りよりも高速道路の方が気持ちよく走れるクルマだな〜と思いました。
が、快適か?と言われると微妙。遮音性は今のクルマより低いのでロードノイズやエンジン音、環境音はよく聞こえますね。

パワートレイン

初代ノートでとにかく印象的なだったのは「エンジンやたら回るやん!」でした。初代ノートは1.5Lのエンジン+CVTの組み合わせですが、エンジンがとにかくよく回ります。あまりにもイメージと違いすぎて笑っちゃうぐらい。パワーも十分で、街乗りだけでなく高速道路の合流などでも加速で不満を感じることはないでしょう。

CVTの制御は基本的には燃費重視のセッティングなので時速100キロで巡行していても回転数は1000rpm以下をキープしてくれています。低燃費少女ハイジでCMしてたぐらいですからね。しかし、ひとたびスポーツモードに入れると回転数は4000rpm近くまで跳ね上がり、エンジン音(と振動)がハッキリと室内まで伝わってきます。

また、アクセルの踏み始め数センチのレスポンスが異常に鋭い。筆者が普段乗っているベンツはアクセルレスポンスに“タメ”があるので、それとのギャップが大きく余計にレスポンスが鋭く感じますね。ストップアンドゴーを繰り返すとその辺がちょっとストレスに…まぁ慣れれば問題ないのかな?

あと、難癖をつけるとしたらCVTの変速はやっぱり慣れないですね。せっかく気持ちよく回る良いエンジンなんだから、せめてATが欲しかったなぁ…と思いますが、当時でここまで違和感のないCVT制御ができていたのはさすがです。

だいぶ年季が入ったエンジンルームですね…。この見た目からは想像できないぐらいよく回るんです、このエンジン。
シフトノブにある「S」ボタンを押すとスポーツモードに。一気に高回転まで回るようになります。
アクセルペダルのレスポンスは異常に鋭い。ストップアンドゴーを繰り返すとちょっと大変です。
足回り

足回りの印象は可もなく不可もなく。
いわゆる2000年代のコンパクトカー然とした乗り心地で、細かい振動はそこそこ伝わってきます。お借りした個体はすでに7万キロ以上も走行しているので、ダンパーのヘタリなどの影響で個体差も大きいかもしれません。

しかし路面からの鋭い突き上げはそれなりにいなしてくれますし、高速道路でもさほどフワフワしておらず怖さは感じません。もちろん速い速度でカーブすればロールはしますが、やはり怖さは感じませんね。全体的にドッシリした印象の足回りです。

ステアリングフィーリング

2000年代とは言え、とっくに電動パワステの時代。もちろん初代ノートも電動パワステが付いているのですが…現代のクルマに乗り慣れると、初代ノートのステアリングはけっこう重たく感じます。ちょっと油圧っぽい雰囲気も感じますね。

街乗りの速度域だと、カーブ中にアクセルを踏んだら強烈なトルクステアが返ってくるし、路面のザラツキがモロに伝わってくる感じでちょっとガサツな感じも否めません。
一方、高速道路のように100km/h付近の速度域では国産コンパクトカー特有のフワフワ感がなく、けっこう良い感じ。直進安定性も全然問題ないですし、街乗りではちょっと重たく感じるステアリングが高速道路ではちょうど良く感じました。

現代のクルマに比べるとちょっと重いステアリング。高速道路でもフラフラしません。

外装・内装について

次は内外装を見ていきましょう。個人的に初代ノートのデザインはけっこう好きだったりします。ヨーロッパの街並みによく似合うデザインですよね。

外装

2000年代の日産車のデザインはけっこう好き。なぜかと言うとちょっとヨーロピアンな雰囲気を感じるからです。ルノーと提携しているせいかもしれませんね。

この初代ノートも例外ではなく、全体的にすっきりとまとまったデザインだと思います。横から見ても余計なキャラクターラインがなく、かなりバランスが良いですよね。後ろから見たら完全に欧州車。フィアットのこんな感じのありましたよね。プントでしたっけ。

ヘッドライトの形は一見普通ですが、実は運転席から視認できるデザイン。夜中にヘッドライトを点灯すると車幅灯の役割も果たす…というなかなか合理的な設計です。ただ、ヘッドライトの黄ばみはこの時代が特に酷いですよね。この個体もガッツリ黄ばんでいました。

中性的な顔立ち。当時の日産らしいスッキリしたデザインです。
余計なキャラクターラインがなくキレイにまとめられたサイドビュー。
後ろから見るとかなり欧州車っぽい雰囲気ですね。ヨーロッパの街並みが似合いそう。
ヘッドライトは運転席から視認できるデザイン。かなり黄ばんでいますが…
内装

内装は円形を基調としたオーソドックスなデザイン。
物理ボタンはエアコンのダイヤル3つだけで全体的にスッキリしてますね。ドアのインナーハンドルは個性的なデザインですが、使用感は問題なし。スイッチ類や収納スペースなど各種レイアウトも自然で特に不便を感じるシーンはありません。
ちなみにエンジンスターターはボタン式ではなくひねる方式でした。キーシリンダーからボタン式への過渡期だったんだな…と実感。案外使いやすいですよ。

フロントシートは手動ですが前後位置、背もたれ角度、座面高さを調整できるのはGOOD。ステアリングは高さ調整のみで、前後の位置調整はできません。

シフトノブだけやたらデカくて立派でデザイン的にちょっと不自然かも。あと、全体的に樹脂が多く高級感は皆無ですね…まぁコストや車格を考えると当然ですが。

ランクルームは至って普通…と思いきやトランク下の収納スペースが大きめに設計されています。フロアボードの剛性もしっかりしていて、アレンジ次第で色んな使い方があるそう。縦に置いて仕切りにするもヨシ、取り外して大きな荷物を載せることも可能です。

円形を基調としたシンプルなデザイン。物理スイッチも少なめです。
エンジンスターターはボタン式ではなくひねる方式。時代を感じますね。
シートはファブリック素材。座り心地は可もなく不可もなく。
フロントシートは手動ですが、前後位置/背もたれ角度/座面高さを調整できるようになっています。
ステアリングは高さ調整のみ、前後位置の調整はできません。
シフトレバーだけやたら大きくて立派。デザインも唐突でちょっと違和感を感じます。
トランク下の収納スペースが大きめに設計されています。フロアボードのアレンジ次第で色んな使い方ができるようになっています。

まとめ

いかがだったでしょうか。
全く期待せずに乗り込んだ初代ノート、いい意味で裏切られたクルマでした。
街乗りよりも高速が快適に感じる国産コンパクトカーって貴重だと思います。特にエンジンがよく回るのには驚きました。足回りやステアリングも高速道路の速度レンジを意識してセッティングした感があるんですよね。「ノートは走りが良い」と聞いたことがありますが、あの噂はホントだったんだなって。

良い走りとスッキリまとまった内外装デザイン。さすがノート、初代から既にこの完成度だったんですね。この系譜が20年後まで生き残り、今や売れっ子として日産を支えていると思うとちょっと胸熱。日産コンパクトカーの歴史を垣間見れた気がしました。

さて、日産ノートが気になった方はぜひ下のボタンから検索してみては?きっとご希望に合った素敵な個体が見つかりますよ。

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