こんにちは、kamasです。
ベンツCクラスのエアサス不具合に関して“あること”が判明したので記事にまとめました。
w205にお乗りの皆さん、エアサスは無事でしょうか?故障してないでしょうか…。
私のW205はエアサスの盛大な故障•修理から半年ほど経ちました。詳細は以下をご覧ください。kamas-cars.hatenablog.com
しかしながら未だに不具合が残っており、今回はその不具合に関して“あること”をすれば対処できると分かったので是非皆さんに共有したいと思い記事にしました。
W205のエアサス不具合にお悩みの方、またはW205の中古車購入を検討しているがエアサス故障が不安、という方は是非読んでみてください。きっと役立つ情報もあると思います。
kamasが所有するCクラスの詳細情報
●車名
メルセデスベンツ Cクラス C200 アヴァンギャルド AMGライン
●年式/型式
2015年2月度登録車両/W205前期
●オプション
・レーダーセーフティパッケージ
・レザーエクスクルーシブパッケージ
・エアーバランスパッケージ
・有償ボディカラー(ダイヤモンドホワイト)
※コーディングで車高を2cmほど下げておりますので、純正と異なる部分があります。
Dセグメントにエアサス?!
ベンツのCクラスは「Dセグメント」に分類され、“アッパーミドルセダン”とも呼ばれます。BMW3シリーズやアウディA4など、強力なライバルがひしめく競争の激しいクラスで、国産車でいうとレクサスIS、日産スカイラインなどが該当します。もちろん各モデルによって特長は様々ですが、何となく「スポーティ」を謳うモデルが多いイメージですね。逆にSクラス等のフラッグシップセダンは「ラグジュアリー」なイメージですが。
そんなDセグメント車の「スポーティ」な印象とは裏腹に、2014年にデビューしたベンツCクラス(W205)はDセグメント車で初めて「エアサス」が採用されました。
エアサスといえば“魔法の絨毯”のような乗り心地のイメージですよね。高級車ならではの装備としてフラッグシップセダンに積極的に採用されてきましたが、Dセグメント車にはこれまで採用されたことはなかったのです。それどころかW205の後継モデルにあたる新型Cクラス(W206)にはエアサスが採用されなかったため、W205は2022年現在のところエアサスが採用された“最初で最後のDセグメント車”という事になります。
さて、そんなCクラス(W205)のエアサスについて最近“あること”が判明したので記事にまとめてみました。
エアサスは故障がつきもの
皆さんは「エアサス」と聞いてどんなイメージを抱くでしょうか。「乗り心地良さそ〜」とか「いかにも高級車じゃ〜ん」と思われる方が大半かもしれません。
しかしエアサス車に乗ったことがある人は「故障…故障…故障…」と多額の修理費用が頭をよぎる人が多いはず。それだけ故障の確率は高く、部品代も高いんですよね。乗り心地は良いんですが、その分お金がかかる装備なんです。
さて、肝心のベンツCクラスのエアサスは壊れるのか?と言うと…壊れます。少なくとも私の個体は壊れましたし、ネットで探すとW205エアサスの故障事例は結構多いです。
まずは私が経験した故障の内容について軽く触れておきます。詳細は以下の記事にまとめていますのでぜひ一度ご覧ください。
kamas-cars.hatenablog.com
さて、今まで経験したエアサスの不具合は以下の2つです。
①一晩置くとリヤの車高が下がる
エアサスが本格的にぶっ壊れる前に見られた兆候として、クルマを降りて鍵を閉め一晩置いた翌朝見るとリヤの車高だけが下がっている、という事が数週間に一度ぐらいの頻度で発生するようになりました。
一晩置いておくとこんな感じ。フェンダーとホイールリムが被るぐらいまで下がってしまいます。
しかしこの症状はエンジンを掛けると元通りに復旧し、正常な車高に戻ります。
②エンジン付けてもエアサスが下がる
①の症状が半年ほど続いたあと、②の症状が発生。エンジンをかけようが何をしようが、車高がペッタンコのままになってしまいました。
①の症状ならエンジンを点けたら直るのでまだ何とかなるものの、②の症状はもうどうしようもありません。コンプレッサーとバルブロックの交換を行い、②の症状は完治しました。
修理しても①の症状は完治せず
時系列で並べると「①の症状が発生」⇒「②の症状が発生」⇒「修理」となったわけですが、最終的には①の症状は完治しませんでした。②の症状は治りましたけどね。詳細は以下の記事にまとめています。
kamas-cars.hatenablog.com
エアサス不具合はコレで対処できる?!
最近、上述した①のエアサス不具合、「一晩止めておくとリヤの車高が下がる」現象に関して“あること”をすれば一時的に対処できるかも?ということが分かってきたのです。それは…
コンフォート/エコモードだと車高が下がらない
これです。コンフォートモード、又はエコモードにしておくと「一晩置くと車高が下がる」現象が発生しないと言う事が最近分かったのです。逆に言うとスポーツモードやスポーツプラスモードにしておくと「一晩置くと車高が下がる」現象がたまに発生するんですよね。
Cクラスのエアサスの機能は詳細は以下の記事にまとめていますが…
kamas-cars.hatenablog.com
Cクラスのエアサスはボタン一つで車高、硬さ(減衰)を変えることができるんです。エコ/コンフォート/スポーツ/スポーツプラスの4つのモードがあります。
コンフォートモード、エコモードは快適性重視のセッティング、つまりノーマルの車高で減衰も穏やかな設定となります。
一方、スポーツモードやスポーツプラスモードでは快適性よりも接地性を優先したセッティングとなり、コンフォートに比べると硬く(=減衰圧が高く)、車高も15mm低くなります。
つまり、減衰圧が高く車高が低い状態だとエンジン停止中に徐々に車高が下がってしまう、という事になります。
理由は定かではありませんが、サスのアタリによってエアの漏れ方が違うんでしょうか。当方、完全な素人なので詳しくはわかりませんが…。
とにかく、Cクラス(W205)にお乗りの方で①の症状「一晩止めておくとリヤの車高が下がる」にお悩みの方、一度エアサスの設定を“コンフォート”もしくは“エコ”にしてみてください。もしかしたら症状が治まるかもしれません。
完治するにはエアサス本体の交換?
「一晩止めておくとリヤの車高が下がる」症状を完治させたい場合はおそらくですがエアサス本体(べローズ)の交換が必要なのかな?と思っています。完全な素人考えなのであしからず。
なぜかと言うと単純にコンプレッサーとバルブブロックを交換したんだから残りは本体じゃね?と思ったから。繰り返しますが完全な素人考えです。
ですから、上で紹介した「コンフォートモード/エコモードにしておくとエンジン停止中の車高低下が防げる」と言うのはあくまで応急処置に過ぎません。長いこと放っておくとエアが抜けるたびにコンプレッサーが頻繁に起動/停止を繰り返すため負荷がかかり、故障に繋がりかねません。
どこで修理すれば良い?
これ、欧州車乗りの方の悩みですよね。不具合が出るたびに「どこで修理しようか…」と悩んでしまうんです。なぜか?というと正規ディーラーの工賃がめちゃくちゃ高いからです…。
正規ディーラー
以下の記事で少し触れていますが、ベンツの正規ディーラーって国産車のディーラーに比べると工賃がざっと2倍ぐらいなんですよね。ビックリするほど高い…。
kamas-cars.hatenablog.com
それに加えて部品代もお高め。さらに、正規ディーラーの場合は躊躇なく予防整備も行います。例えば左側の部品が悪化したら、症状の出ていない右側も同時交換するようなイメージですね。もちろんそういう整備が理想なんですが、費用はかなり嵩みます。
だから毎度毎度、正規ディーラーに修理をお願いしていたらお金がもたん!なんてことになりかねません。じゃあどこに依頼すればいいのか?について少し触れておきたいと思います。
欧州車に詳しい個人店
出費を抑えつつベンツを維持したいなら、欧州車に詳しい個人店を見つけるのが最適です。正規ディーラーよりも安い価格で、かつ“適切な処置”をしてくれる店が理想ですね。
そんな店を簡単に見つけられれば苦労はしないんですが、まずは「欧州車向けの診断機(テスター)があるかどうか」が重要なポイントです。昨今の欧州車は(国産車もそうでしょうけど)、あらゆる修理において診断機が必要になります。警告灯のリセットですら診断機が必要ですからね。できれば診断機を置いている店を選びましょう。
あとは欧州車の修理実績があるかどうか、ぐらいでしょうか。実際にアタリかどうかは作業依頼してみないと分からないので何とも難しいところです。「○○専門店!」と謳っている店でも意外と作業が雑だったりするので、お店選びはよ〜く注意しましょう。自分が納得いくまで探し続けるのが一番ですね。
buv.LABO
しかし「お店選びにそんな時間をかけられない」「診断機が置いてあるかどうかなんて分からないよ!」という方が多いはず。そんな時に利用したいのが輸入車整備・車検・修理専門の【buv.LABO】です。
buv.LABOは全国200社以上の連携店を持つ輸入車専門の修理サービス。全国どこにお住まいの方でもお近くの修理工場に持ち込めるようになっています。自分が住んでいる近くの連携工場をチラッとチェックしましたが、確かに欧州車に強そうなお店でしたよ。皆さんも是非チェックしてみてくださいね。
buv.LABOのおすすめポイントは各工場に欧州車に対応した診断機を備えていること。これがあれば故障箇所を正確に診断できます。欧州車あるあるのチェックランプの点灯トラブルにも対応できますね。
また肝心の修理費用は、事前に見積もりを取ることができます。しかもインターネットで無料で見積もりできます。不安な場合は電話相談もできますよ。
エンジントラブルから板金塗装まで、さまざまなジャンルの修理に対応できるとのことなので、気になる方は是非チェックしてみては?
まとめ
いかがだったでしょうか。
W205にお乗りの方で最近エアサスが徐々に下がってくるんだけど…とお悩み方、一度エアサスをコンフォート/エコモードにしてみてください。一時的には症状が治まるかも知れません。ただしあくまで対処療法でしかないので、修理をオススメします。
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