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クルマが豹変!ベンツ Cクラス(W205)のアジリティセレクトについて解説

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こんにちは、kamasです。
今回はCクラス(W205)のアジリティセレクト(AGILITY SELECT)について解説したいと思います。

Cクラス(W205)  アジリティセレクトの解説
Cクラス(W205)には「アジリティセレクト(AGILITY SELECT)」と呼ばれる走行モードを選択できる機能があります。「ダイナミックセレクト(DYNAMIC SELECT)」とも呼ばれる機能ですね。
聞き慣れない言葉ですし、ベンツの走行モードはどこがどう変わるか知らない、という方のために今回はアジリティセレクトについて記事にまとめました。
この記事を読めば、高い次元でクルマの特性を変えられるアジリティセレクト機能について理解できます。シフトチェンジのタイミングを調整して回転数を上げるだけのよくあるスポーツモードとは一味違いますよ。

kamasが所有するCクラスの詳細情報

●車名
メルセデスベンツ Cクラス C200 アヴァンギャルド AMGライン
●年式/型式
2015年2月度登録車両/W205前期
●オプション
・レーダーセーフティパッケージ
・レザーエクスクルーシブパッケージ
・エアーバランスパッケージ
・有償ボディカラー(ダイヤモンドホワイト)

アジリティセレクトとは

アジリティセレクトでは走行モードを変更し、クルマの特性を変化させることができます。具体的にどこがどう変わり、どんな走行モードがあるのか、解説していきたいと思います。

アジリティセレクトスイッチで走行モードを選択することができます。かなりクルマの特性が変わりますよ。

アジリティセレクトで変わるところ

アジリティセレクトでは、以下の特性を変えることができます。

  1. ドライブ(アクセル曲線、シフトポイント)
  2. サスペンション
  3. ステアリング
  4. アイドリングストップのON/OFF
  5. エアコンの設定
  6. リアデフォッガーの作動時間
  7. シートヒーターの性能

かなり多くの項目が変わりますね。ちなみに5〜7は「クライメートコントロール」としてセットで変更するようになっています。
これらの特性を制御し、全体的な乗り味を変えることができます。気分によって乗り味を変えることができるのは、浮気性で気分屋の人にとってはありがたい機能ですよね。

アジリティセレクトでは、ドライブ・サスペンション・ステアリング・Ecoスタート(アイドリングストップ)・クライメートコントロールの各項目を好みのモードに変えることができます。写真はその設定画面の一部。

ドライブ(アクセル曲線、シフトポイント)について

ドライブはマニュアル・コンフォート・スポーツ・スポーツプラス・エコから選べます。写真はエコを選択した状態。

アクセルに対するエンジン回転数のレスポンスと、シフトチェンジのタイミングを変えることができます。
ドライブの特性は以下のモードから選べます。

M:マニュアル
シフトチェンジを手動で行うモード。ステアリング裏のパドルシフトでシフトチェンジを行います。
 
C:コンフォート
快適性を重視したモード。燃費と快適性とのバランスに優れる標準のモードです。
 
E:エコ
低燃費モード。アクセルに対するレスポンスも緩やかで、早いタイミングでシフトチェンジが行われるため、回転数が上がりにくく燃費を重視した設定です。
 
S:スポーツ
走行性を重視したモード。アクセルに対して素早く回転数が上がり、シフトチェンジもやや遅めに行われるため、回転数は上がりやすくスポーティな設定です。
 
S+:スポーツプラス
スポーツモードよりも更に走行性を重視したモード。スポーツモードよりも更にアクセルレスポンスが素早く、より高回転まで引っ張れるような設定です。

サスペンション

サスペンションはコンフォート・スポーツ・スポーツプラスから選べます。写真はスポーツを選択した状態。

Cクラス W205はDセグメントセダンで初めてエアサスが採用された車種です。ちなみに新型のW206でもエアサスの設定は無くなったようです。W205が最初で最後かも知れませんね。。。しかし、気分によってサスの硬さや車高を変えることができるのは大きなメリットだと思いますよ。
サスペンションの特性は、以下のモードから選べます。

C:コンフォート
乗り心地を重視したモード。快適な乗り心地を重視したモードで、高速道路など真っ直ぐに伸びる直線道路を速い速度で走るときに推奨されます。
コンフォートモードでは、速度が125km/h以上になると自動的に15mm車高が下がります。その後、80km/h以下に速度が下がるとまた自動的に元の車高に戻るようになっています。
 
S:スポーツ
接地性を重視したモード。コンフォートに比べると硬く(=減衰圧が高く)、車高も15mm低くなります。カーブの多い郊外の道路をスポーティに走行したいときに推奨されます。個人的にはサスはスポーツモードが見た目、乗り心地ともに一番好みです!
 
S+:スポーツプラス
スポーツモードよりも更に接地性を重視したモード。スポーツモードよりも更に減衰圧が上がり、硬くなります。
 
エアサスと言えば故障がつきものですが、私の個体も故障しました。まだ完治していませんが、以下の記事でまとめてありますので是非ご覧ください。
kamas-cars.hatenablog.com


ステアリング

ステアリングはコンフォート・スポーツから選べます。写真はスポーツを選択した状態。

ステアリングの重さ、レスポンスを変えることができます。
ステアリングの特性は以下のモードから選べます。

C:コンフォート
快適性を重視したモード。比較的軽い力で操作でき、反応も緩やかになります。特にステアリング中立付近のレスポンスが穏やかな印象。メルセデスベンツらしいゆったりとした味付けだと思います。
 
S:スポーツ
レスポンスを重視したモード。コンフォートに比べるとステアリングが重くなり、反応もクイックになります。ワインディングを楽しむのにもってこいな設定ですね。

Ecoスタート/ストップ

Ecoスタート/ストップ(アイドリングストップ)のON/OFFを選択できます。

アジリティセレクトでEcoスタート/ストップ(アイドリングストップ)のON/OFFを選択する事ができます。

クライメートコントロール

クライメートコントロール(エアコン)はコンフォート・エコから選べます。写真はコンフォートを選択した状態。

アジリティセレクトでクライメートコントロール(エアコン)の設定も変更できるようになっています。
以下2つのモードから選べます。

C:コンフォート
標準の設定。快適な室内空間になるよう、特にエアコン機能を制限しないモードです。
 
E:エコ
燃費・経済性を重視したモード。以下のようにエアコン機能が制限されます。

  1. 冷房の冷却出力の低下
  2. 暖房時の電気ヒーターブースターの停止(エンジンの排熱のみ)
  3. リアデフォッガーの作動時間短縮
  4. シートヒーターの出力低下

エアコンについては以下の記事で詳しく解説しています。是非ご覧ください。
kamas-cars.hatenablog.com
シートヒーターについては以下の記事をご覧ください。
kamas-cars.hatenablog.com

走行モード

W205には、あらかじめいくつかの走行モードが設定されていて、ここまで解説した項目を一括で設定できるようになっています。
走行モードは以下から選べます。

C:コンフォートモード


標準の走行モード。快適性と燃費のバランスに優れた走行モードです。デフォルトがこのコンフォートモードで、エンジンを切って4時間以上経ってから再度エンジンを点けた場合、自動的にコンフォートモードになります。各項目は以下の通り。

  1. エンジン=コンフォート
  2. サスペンション=コンフォート
  3. ステアリング=コンフォート
  4. エアコン=コンフォート
  5. アイドリングストップ=ON

ゆったり流すときにはコンフォートがいいと思います。ちょっと足回りがフワフワしているのが気になる方もいるかも知れません。

E:エコモード


燃費、経済性を重視した走行モード。各項目は以下の通り。

  1. エンジン=エコ
  2. サスペンション=コンフォート
  3. ステアリング=コンフォート
  4. エアコン=エコ
  5. アイドリングストップ=ON

実燃費は若干良くなる程度ですね。。。アクセルを踏み込んだときのレスポンスははっきりと緩やかになります。

S:スポーツモード


走行性を重視したモード。各項目は以下の通り。

  1. エンジン=スポーツ
  2. サスペンション=スポーツ
  3. ステアリング=スポーツ
  4. エアコン=コンフォート
  5. アイドリングストップ=ON

かなりダイレクト感のある乗り味になるので、ワインディングを楽しむにはもってこいの走行モードですよ。

S+:スポーツプラスモード


スポーツモードよりも更に走行性を重視したモード。各項目は以下の通り。

  1. エンジン=スポーツプラス
  2. サスペンション=スポーツプラス
  3. ステアリング=スポーツ
  4. エアコン=コンフォート
  5. アイドリングストップ=OFF

スポーツモードよりも更に高回転まで引っ張れるようになります。アグレッシブに攻めたい時はスポーツプラスで行きましょう。

I:インディビジュアルモード


各項目を個別で任意に設定できるモード
私は上の写真のような設定にしています。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回解説した「アジリティセレクト」は、このクルマで最も気に入っている機能です。気分によって乗り味を変えれるのは素晴らしいですよね。サスの硬さや車高、ステアリングに至るまでかなり高い次元でコントロールできるのでかなり特性が変わりますが、それでいてベンツらしい乗り味の域を出ない味付けは流石です。
Cクラスの購入を検討されている方の参考になればと思います。

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