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W205型ベンツCクラス、7万キロ走るとどこが劣化する?中古車選びの注意点も解説!

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ベンツの中古車市場を眺めると、数多くのW205世代のCクラスがお買い得な価格で出回っています。1世代前とは思えないほどのデザイン・機能を持つモデルなので、購入を考えている方も多いでしょう。
しかしW205世代のCクラスとなると、新車登録から年数が経っているので経年劣化している個体も多いですよね。「7〜8年落ちのベンツって劣化具合どんなんだろう?」「7万キロ走るするとどこが劣化するか知りたい」と考えている方も多いでしょう。

そこで今回は…

  1. 7万キロ乗るとどこが劣化する?
  2. W205の中古車を買うときの注意点
について解説していきます。

これを読めば、ベンツCクラス(W205)の中古車を買うときにどこを見れば良いか分かります。新車登録から8年・走行距離7万キロを超えた我が家のCクラスの劣化具合を詳細にレポートしていきます。

7万キロ乗るとどこが劣化する?

我が家のCクラス(W205)を観察し、年数が経ち走行距離を重ねるとどこが劣化するのかレポートしていきたいと思います。今回はあくまで「劣化」、すなわち走行・機能には支障はないものの経年変化しているところ、且つ見た目で分かりやすいところに焦点を当ててご紹介していこうと思います。
Cクラス(W205)の定番故障については以下の記事にまとめておりますので、併せてお読みください。
kamas-cars.hatenablog.com


我が家のCクラスの詳細情報

  • 車種
    メルセデスベンツ Cクラス C200 アヴァンギャルド AMGライン
  • 型式
    W205前期
  • オプション
    レーダーセーフティパッケージ
    レザーエクスクルーシブパッケージ
    エアーバランスパッケージ
    有償ボディカラー(ダイヤモンドホワイト)
  • 初年度登録
    2015年2月
  • 走行距離
    7.4万キロ

走る・曲がる・止まるは衰え知らず

筆者がCクラスを購入してから実に5万キロ走行し、5年が経過しようとしてますが、走行性能の面では一切劣化を感じません。むしろ今でも乗るたびに感動を覚えるほど。

程よい硬さの乗り心地、遠くで乾いた音で唸るエンジン、しっとりとしたハンドリング。コンフォートモード、エコモード、スポーツモードどれで走っても、どこを走っても、時速何キロで走っても優雅。どこまで行っても危なげない(基本法定速度なんで当たり前ですけど)、余裕のある走りには今でも惚れ惚れしてます。

そんな訳で、いわゆる「走る・曲がる・止まる」に衰えは感じません。ただ単に筆者が鈍感なだけかも知れませんが…。

全体的にはキレイな印象

我が家のCクラスの内装はこんな感じ。こうして見るとキレイに見えますよね。

ボタン類のプラスチック部分はほとんど劣化してません。当然ベタつきもなし。よく触れる箇所は少し傷は付いていますが。

ボタン類の劣化はありません。よく触れるところに少し傷はありますが。

センターコンソールを覆う本木目も目立った経年変化なし。隅っこの方にわずかな削れ?はありますが。

木目の劣化も特になし。むしろ汚れも目立ちにくいです。

ダッシュボード表面も革素材があしらわれていますが、日焼けなどは目立ちません。サンシェードしてることも関係してるかも知れません。

ダッシュボードは一番日当たりがキツい所ですが、これと言って経年変化は見られません。

しかしやはりレザー部分、特に運転中に触れる箇所が目に見えて劣化しています。具体的には以下の箇所の劣化が激しいですね。

①運転席のレザーシート

最も劣化が著しかったのがココ、運転席のレザーシートです。特に右側のサポート部分がシボの形状がなくなってツルツルになっており、ヒビも入っています。乗り降りのときに擦れるのが原因でしょう。

運転席レザーシートの右側サポート部分。ここはシボ形状がなくなってヒビ割れています。

また、座面の側面にはヒビ割れがありました。上から押さえるとハッキリとヒビ割れてますね。乗り降りの際に繰り返し変形するのが原因でしょう。

運転席座面の側面は縦に向かってヒビ割れていました。乗り降りのときに繰り返し変形するのが原因でしょうね。

助手席の方は劣化していません。やはり運転席より使用頻度が少ないですからね。

助手席側は全く劣化なし。運転席より使用頻度が少ないからでしょう。

乗り降りの時はなるべく擦らないよう気をつけるようにしてますが、やはり7万キロ以上乗ると劣化してしまいますね。

②ステアリングのレザー

次に見つけたのはココ。ステアリングのパンチングレザーが黒色がハゲてグレーになっていますね。運転中は意外と気にならないのですが、改めて見るとハッキリと擦れてハゲています。

ステアリングのパンチングレザーが擦れてハゲています。よく握る部分だけ局所的にハゲています。

筆者のクセでしょうか、よく握る右下の部分だけ局所的に擦れています。

③メッキのひび割れ

次は外装ですが、リアのメッキ装飾のパーツが細かくヒビ割れてきました。まぁ外装ですし、近づいて見ないと分からないので目立つ訳ではないですが…。

リアのメッキ装飾パーツに細かいヒビ割れが見られます。
④ガソリンキャップ紐千切れ

ガソリンキャップに付いている紐が千切れてしまいました。繰り返し変形することで疲労したのかが原因でしょう。これぞ“劣化”ですね。

右側が千切れてしまったガソリンキャップ、左側は新品です。

新品のガソリンキャップは3000〜4000円ほど。修理費はかかりません。

繰り返しますが、今回ご紹介したのはあくまで走行・機能には支障はなく、見た目で分かりやすいところについてご紹介しています。実際には他にも不具合は発生してますので、気になる方は以下の記事も併せてお読みください。
kamas-cars.hatenablog.com

W205の中古車を買うときの注意点


今回ご紹介したところは特に経年劣化しやすいので、W205 Cクラスの中古車を購入しようと検討されている方は注意したいところですね。
中古車サイトに掲載されている写真だけでは判断できないことも多いので、現車確認のときは入念にチェックしてみてください。

擦れやすいレザー部分に注意

見るべきポイントは、運転中または乗り降りの際に擦れやすいレザー部分、すなわちレザーシートのサポート部分やステアリングです。

たまたま筆者のCクラスはクランベリーレッドのレザーシートなので劣化が見やすいですが、ほとんどのW205は黒色のレザーシートなので、写真では分かりづらいと思います。ぜひ現車を見てご自身の目でチェックした方がいいですよ。

その他、整備手帳などもぜひチェックを

今回ご紹介した箇所以外にも、色々と不具合が起こりやすいポイントがあります。
以下の記事に詳細をまとめておりますので、中古車を選ぶときは以下の記事を参考にしてみてください。
kamas-cars.hatenablog.com

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登録から3年以内は維持費の心配なし

ベンツの中古車は新車登録から3年以内は“メルセデス・ケア”という保証サービスの対象になり、修理費や点検費用がタダになります。しかも、認定中古車じゃなくてもOK!すなわち、どこで買っても初回の車検前までは維持費の心配をしなくて良いのです。
「ベンツの中古車は故障が怖い…」「維持費が心配」と感じる方には嬉しいサービスですよね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は我が家のCクラスを例にとって、劣化しやすい箇所について解説してきました。これから中古車を買おうと考えている方にとって参考になれば幸いです。

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やはり車は乗れば乗るほど劣化してしまうもの。とはいえ、好きな車はなるべくたくさん乗りたいですよね。「乗りたいけど劣化してしまう…」というジレンマは多くのクルマ好きが経験していることでしょう。
でも、傷も付いて故障も出始め、ボロくなってきたな…ぐらいからようやく”愛車感“を感じるのは筆者だけでしょうか。ピカピカの新車も良いですが、使い込んだ愛車の身に馴染む心地良さも捨てがたいですよね。我が家のCクラスもいつまで乗れるか分かりませんが、乗れるうちは大事にしようと思います。