こんにちは、kamasです。
今回はフロントガラスに付いたワイパー傷の消し方•おすすめのクリーナーをまとめました。
皆さんクルマのフロントガラスにワイパーの跡が残って消えない、という経験はありませんか?いくら拭いてもワイパーの跡が消えない…夜に光が反射してキラキラして見にくい…もしかしたらそれは汚れでは無く、「ワイパー傷」かも知れません。
一度ついたワイパー傷は簡単には消せないので困っている方も多いはず。「どんなクリーナーを使えばいいか分からない」「そもそもガラスについた傷って消えるの?」と言った疑問をお持ちの方も多いのでは?
そこで今回はフロントガラスのワイパー傷の消し方について解説していきます。傷の消し方からおすすめの研磨剤まで徹底的に解説していきますよ。
これを読めば簡単にワイパー傷を消すことができますので、ぜひ参考してくださいね。
また、ガラスの内側についた汚れ(ヤニや手垢など)の落とし方は以下の記事で解説しています。詳しく知りたい方は是非。
kamas-cars.hatenablog.com
ワイパー傷は消える!
ボディに付いた小傷であれば“コンパウンド”と呼ばれる研磨剤で傷の周囲を研磨し、傷の凹凸を無くすことで傷を消す事ができます。しかし、ボディの表面は塗装面。比較的柔らかいので、簡単に研磨できるのは想像できますよね。
しかし、ワイパー傷を消すにはガラスを研磨しなければなりません。ご存知の通り、ガラスは非常に硬くてもろい性質を持っています。そんなガラスを素人が簡単に研磨できるの?と思いますよね。
実は、素人でもガラスを研磨し、ワイパー傷を簡単に消す事ができるんです。しかしガラスを研磨するにはガラス用の研磨剤が必須で、ボディの小傷消しやピカール等の金属用の研磨剤ではガラスは研磨できません。それは通常の研磨剤とは少し違うメカニズムで研磨する必要があるからです。
ガラスは溶かして研磨する?!
ガラスを研磨するには「酸化セリウム研磨剤」が効果的です。
酸化セリウム研磨剤の場合、ボディの傷消しコンパウンドのようにただ機械的に削って行くのではなく、化学的な反応も利用して研磨していきます。つまり、酸化セリウムとガラスの化学反応によりガラス表面を柔らかくし、柔らかくなった表面を機械的に研磨していくのです。この方法は「化学的機械的研磨(CMP: Chemical Mechanical Polishing)」と呼ばれるそう。詳細なメカニズムはかなり専門的な知識を要する難し〜いお話なので割愛します。
とにかく、ガラスを研磨するには酸化セリウム研磨剤が効果的で、それは化学反応を利用した研磨剤だという事を覚えておきましょう。
ボディの小傷消しコンパウンドやピカールでガラスを研磨できないのは、“化学反応が起きないから”という理由だったんですね。
ガラス用研磨剤は二種類ある
さて、“ガラス用研磨剤“は各メーカーから様々な商品が販売されていますが、実は用途によって二種類に分ける事ができます。用途にあった商品を選ばないと思った効果が得られないので注意しましょう。
油膜•コーティング除去用
一つは、ガラスに付着した油膜やコーティングを除去する目的のもの。有名どころはプロスタッフから販売されている「キイロビン」ですね。カー用品店やホームセンターでも見かけた事があるのではないでしょうか。
しかし、油膜やコーティング除去に適した研磨剤は、あくまでガラスに付着したものを除去するのが目的。ワイパー傷を消すようなガラスそのものを磨く作業には適していません。
ガラス傷消し用
二つ目は、ガラスに付いた傷を消すため、ガラスそのものを研磨するもの。次でご紹介するカーピカル「ガラス磨きコンパウンド」はこれに該当します。酸化セリウムを高濃度で配合した研磨材で、ガラスそのものに付いたワイパー傷などを消す事ができます。もちろん、ガラス傷だけではなく油膜•コーティングの除去にも使えるので一石二鳥です。
おすすめの研磨剤ランキング
ガラスそのものを研磨し、ワイパー傷を消せる商品として、酸化セリウム系のガラス研磨剤のおすすめをまとめましたので、ランキング形式でご紹介していきます。
1位 カーピカル ガラス磨きコンパウンド
ポイントは業務用ならではの“強力な研磨力”を持ちながら“すぐに使える手軽さ”を兼ね備えていること。
本格的な酸化セリウム系のガラス研磨剤は酸化セリウムの粉と水を自分で計量して配合するタイプが多いですが、この商品は配合された状態で届くのですぐに使用できます。
また、ガラス研磨スポンジとして実績のある住友3M「スコッチブライト ミニ」が手磨き用スポンジとして付属しています。わざわざスポンジを別で用意する必要がなく、すぐに作業に取り掛かる事ができるのは大きなメリットです。
使い方は簡単で、付属のスポンジに適量のコンパウンド液を取り、ガラス全体を磨くだけ。傷を消したい部分は念入りに磨きましょう。ガラス周りのゴムモールなどは必ずマスキングしておいた方が良いですよ。
DIYは初めてだけどワイパー傷を消したい!という方におすすめです。
通販サイトやSNSの口コミを調査した結果…
・今まで使ったガラス磨き剤の中で一番良かった。
・30cmほどの線キズも手磨きで消えた。
・価格も安いのでコスパが高くておすすめ。
・落下物による擦り傷も30分程の施工で消えた。
口コミによると仕上がりは満足!ですが深い傷や広範囲の傷を手磨きだけで施工するのはちょっと大変…という意見も見られました。
2位 アクアウイング ガラス研磨用酸化セリウム 
ポイントは必要な備品が全て揃っていること。計量用のスプーンやスポイト、ミックスボトルだけでなくマスキングテープまで同梱されています。これだけ揃っていれば別で買い揃える必要もありません。
しかし、難点は素人が施行するには少しハードルが高いこと。酸化セリウムの粉と水を自分で配合するタイプである上、商品説明欄では手磨きではなくダブルアクションポリッシャーによる施工が推奨されています(シングルアクションのポリッシャーはガラスの歪みに繋がるので避けるよう明記されています)。ダブルアクションのポリッシャーをお持ちの方でDIYが得意、と言う人におすすめです。
正しく使用すれば高い効果が得られますが、ポリッシャーを持っていない方やDIYが初めて、という方には不向き。本格的な業務用研磨剤ですね。
通販サイトやSNSの口コミを調査した結果…
口コミを調査すると“傷が取れて満足”という人もいれば“思ったほど効果がなかった”という人もいて、意見がハッキリと分かれる結果でした。正しく施工すれば高い効果があるものの、ポリッシャーの扱い等、作業に少々コツがいるようです。一部分だけ削りすぎるとガラスが歪んでしまうこともあるので注意しましょう。
3位 ヤナセ 研磨剤 ガラセリウム 
ポイントは高い酸化セリウム濃度を保持しつつ、ペースト状で施工性が良好なこと。同メーカーからパウダータイプ(酸化セリウムそのもの)も販売されていますが、施工性を考えるとペースト状の方が良いでしょう。
ただ、施工に必要なスポンジなどが付属しないため、別途買い揃える必要があります。ガラス研磨用の備品を持っていることが前提の商品ですね。
また、酸化セリウム濃度が高いためガラスに対する化学反応の作用も強力。施工方法を誤ると磨き傷等の副作用のリスクが高いですから、DIY初心者には不向きですね。一方、数ある研磨剤を試したけど効果がイマイチ!もっと強力でプロ仕様の商品が欲しい!という方にはおすすめです。
通販サイトやSNSの口コミを調査した結果…
・仕上がりがムラになってしまった。
・磨き傷だらけになってしまった。
・手磨きでは細かい傷も落ちない。
やはり高濃度の酸化セリウムが配合されているため、研磨力はかなり高め。正しい使用方法で施工すれば高い効果が得られる一方、削りすぎてムラや磨き傷が生じてしまった、との声も聞かれます。