こんにちは、kamasです。
今回はベンツAクラス(W177)とBクラス(W247) を比較していきたいと思います。
AクラスとBクラスはメルセデスベンツのエントリークラスに属するモデル。価格帯が似ていることから、どちらにしようか迷っている人も多いと思います。でも、AクラスとBクラスは具体的にどこが違うの?どっちがいいの?と言った疑問をお持ちの方も多いのでは。
そんな疑問を解決できるよう、今回はAクラスとBクラスの違いについて解説していきます。分かりやすいよう実車の写真にて徹底的に比較していきますよ(机上の数字だけではイメージしにくいですよね)。果たしてBクラスはAクラスオーナーから見てどう映るのか?オーナーだからこそ気付ける細かな所までスポットを当てて解説していきます。
今回比較するクルマの詳細
Aクラス(所有車です)
●車種
メルセデスベンツ Aクラス
A180 スタイル
●型式
2018年製 W177
●ボディーカラー
ポーラーホワイト
●オプション
AMGライン
レザーエクスクルーシブパッケージ(チタニウムグレー)
ナビゲーションパッケージ
レーダーセーフティパッケージ
Aクラスの内装•外装について詳細に知りたい方は以下をクリック!
kamas-cars.hatenablog.com
kamas-cars.hatenablog.com
kamas-cars.hatenablog.com
Bクラス(以前、代車で借りました)
●車種
メルセデスベンツ Bクラス
●型式
B180 W247
●ボディーカラー
コスモスブラック
●オプション
AMGライン
ナビゲーションパッケージ
レーダーセーフティパッケージ
アドバンスドパッケージ
Bクラスの詳細について知りたい方は以下をクリック!
kamas-cars.hatenablog.com
私が出した結論を先に書いておきましょう。
外見のスタイリッシュさ、走行時の安定感で選ぶならAクラス
室内空間や収納スペースの広さで選ぶならBクラス
それでは見ていきましょう!
走行性能
A180は所有車(嫁さん用ですが)、B180は代車として丸一日お借りした事があるのでA180とB180を比べてみたいと思います。素人のレビューですのでご承知おきを。
エンジン
AクラスとBクラスはエンジンのラインナップが同じで、1331ccの直列4気筒ガソリンターボエンジン(A180/B180)と1950ccの直列4気筒ディーゼルターボエンジン(A200d/B200d)の二種類。私が乗ったことあるのは愛車のA180と代車で借りたB180、ちょっとだけ試乗させてもらったB200dです。
たかだか排気量1.3Lのターボエンジンかい、と思って踏むとビビるぐらい速いです。私が普段乗っている2LターボのCクラス(W205 C200)よりも加速は鋭いです。
A180とB180のエンジン出力は全く同じですが、実際に乗り比べると若干A180の方が加速が軽やかに感じます。B180の方が車重が重い分、やや加速感がマイルドな感じ。とはいえ、A180/B180共に街乗りでは不満を感じることはないと思いますよ。
乗り心地
AクラスとBクラスはプラットフォームを共有しているせいか、乗り心地も似ています。基本的に足回りは硬めで、コトコトと段差を乗り越えていく軽快な乗り心地です。「ベンツ」と聞いて想像する“魔法の絨毯”のような乗り心地ではなく、スポーティな乗り心地ですね。
ただしBクラスは重心が高いせいか、早い速度でカーブを曲がるとロール量が大きく、ちょっとフラつくように感じる瞬間がありました。
安定感はAクラス>Bクラスだと思います。
外装(エクステリア)
フロント
フロントマスクのデザインは似ています。平たく言えばAクラスの背を伸ばしたのがBクラスな訳ですが、Bクラスのデザインが間延びしているかと言えばそんな事は無く。むしろBクラスのフロントマスクは全高の割に低い位置にあるので前から見ればAクラスと見間違うほど。
A/Bクラス共にAMGラインを付けるとフロントグリルはがダイヤモンドグリルとなります。底辺が長い台形状で、スリーポインテッドスターの周りに散りばめられたキラキラしたアクセントが立体的ですね。
フロントマスクは細かいところのデザイン処理までほとんど一緒です。
フロントマスクで一番違いが分かりやすいのがヘッドライトでは無いでしょうか。Bクラスの方が暑さのある形状で、眉毛状のデイライトは2本になっています。
サイド
AクラスもBクラスもホイールベースは同じ。ですが横から見るとBクラスの方が窓が広く投影面積がかなり違います。。Bクラスの室内の頭上空間や後尾座席、トランクの広さが想像できるシルエットかと思います。
ドアミラーはAクラスよりBクラスの方が大きいですね。自動減眩機能やブラインドスポットのアラームなど、機能面では同じです。
ドアハンドルはAクラスもBクラスも同じように、全てメッキで装飾されたデザイン。4つ全てのドアハンドルからロック/アンロックできるようになっています。
Aピラー付け根はAクラスはグロスブラック、Bクラスは未塗装の樹脂です。Bクラスの方が着座位置が高いからでしょうか、ドアミラーはAクラスがドアから生えているのに対し、BクラスはAピラー付け根から生えています。
Bピラーは両方グロスブラック調です。色褪せ心配はないですが、指紋が目立つかも知れません。
CピラーはAクラスは未塗装の樹脂、Bクラスはグロスブラックです。
AMGライン専用のホイールはAクラス、Bクラスともにデザインは同じです。タイヤサイズも同じで前後通しの225/45R18です。また、ブレーキキャリパーにはMercedes-Benzのロゴが入ります。
内装(インテリア)
座席
AクラスとBクラスを見比べると、圧倒的にBクラスの方が広いです。特に頭上スペースが広いため、座った時の開放感がかなり違います。
また、Aクラスはスポーティなヘッドレスト一体型。ホールド性を優先した設計でしょうか。それに対してBクラスは一般的な別体型のヘッドレストですね。
後部座席の広さもBクラスの方が圧倒的に大きいです。実際に座ってみると開放感がかなり違います。
運転席周り
ステアリングだけでなく、インパネに配置されるエアコンアウトレットやスイッチ類などの部品は共通のようです。一つ一つの部品は同じですが、ダッシュボードのデザインとしてはBクラスの方が開放感のあるデザインです。
エアコンアウトレットは同じ形状。Aクラスがクローム調のシルバーになっているのはレザーエクスクルーシブが付いているからで、Aクラスだからシルバーという訳では無い様です。
スイッチやドリンクホルダーなどの部品はA/Bクラスで共通のようです。
タッチパッドの手前にある腕置きの高さもBクラスの方が高いです。Bクラスの方が着座位置が高いため、それに合わせたデザインと考えられます。
ボタン周りのトリムが艶消しの黒色になっているのは仕様変更の影響です。
助手席周り
助手席の前にあるオーナメントの形状はかなり違います。
グローブボックスもBクラスの方が広いです。やはりユーティリティ面ではBクラスに分があります。
ドア
ドアの大きさはBクラスの方が大きいですね。Bクラスの方が間口が広く、乗り降りもしやすいです。
Aクラスがレザー張りでBクラスがスウェード張りなのはオプションの影響です。Aクラスにはレザーエクスクルーシブパッケージが付いています。
更にBクラスには全車オプションで自動開閉トランクリッドを設定できます。開閉はドアに設置されたスイッチから行います。
後部座席
後尾座席のユーティリティはAクラスもBクラスも同じです。センターコンソールの背面にUSBポートが設置されています。
後部座席中央にあるアームレストも共通ですね。アームレスト先端には二つのドリンクホルダーがあります。
後部座席はA/Bクラスともに40:20:40の分割可倒式です。
トランク
Aクラスのトランク容量は370L、Bクラスのトランク容量は455L。高さがある分、Bクラスの方がかなり大きいです。
トランク下は備品類が詰まっていてほとんどフリーの収納スペースはありません。ここはAクラスの方が余裕があるような?
Aクラス乗りからするとBクラスの一番羨ましい装備は自動開閉トランクですね。そこそこ重いので特に女性が使うことを想定するとあった方がいいと思います。開く時の高さ制限も自在にできるのでいい機能ですよね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
冒頭で書いた通り、私の中では外見のスタイリッシュさ、走行時の安定感で選ぶならAクラス、室内空間や収納スペースの広さで選ぶならBクラスだという結論に至りました。
解説してきた通り、プラットフォームだけでなく部品類もほとんど共通ですから、AクラスとBクラスの間にはそこまでヒエラルキーは存在しないんじゃないかと思います(Aクラス乗りの親バカもあるかも知れませんが)。
購入を検討されている方は是非ご自身の使い方に合ったクラスをお選びくださいね。この記事がみなさんの参考になれば幸いです。
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