レザーシートは内装の高級感をワンランクアップさせるアイテムですが、意外と汚れが目立ちやすいんですよね。間違った方法で手入れして色落ちしても嫌だし…。「DIYでレザーの汚れを落としたい」「正しい汚れ落としの方法を知りたい」と思っている方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は…
- レザーシートの素材
- 最強のレザー汚れ落とし方法はコレだ!
- 実際にやってみた結果
これを読めば、簡単で効果バツグンなレザーシートの汚れの落とし方が分かりますよ。中古で購入したベンツを実験台に、汚れ落としを実践してみた結果をご紹介していきます。
レザーシートの素材から適切な汚れの落とし方まで徹底的に解説していきますのでぜひご覧下さい。
レザーシートの素材
レザーシートに用いられるレザーの種類には、主に2つあります。
ピグメントレザー
ピグメントレザーとは、革の表面を顔料(ピグメント)を含む塗装で仕上げたもの。革本来の手触りよりも耐久性を重視した仕上げで、擦れに対して強くて手入れも簡単なので車のレザーシートなど幅広い用途に使われています。車のレザーシートのほとんどはピグメントレザーです。
最強のレザー汚れ落とし方法はコレだ!
それでは、筆者オススメの最強のレザー汚れ落としの方法についてご紹介していきます。
家庭用は使用できない
先ほど説明したように、車のレザーシートのほとんどはピグメントレザー。つまり、レザーシート表面は革ではなく塗装面なのです。
そのため、カバンや靴用のレザークリームなど家庭用に販売されている革製品を対象とした商品は車のレザーには使えません。なぜならピグメントレザーの塗装面を痛めてしまう可能性があるからです。
最強の汚れ落としの方法は…?
筆者オススメの最強のレザークリーナーは…
「クイックブライト」です。知る人ぞ知る最強のレザークリーナーですね。
直接塗りこんで歯ブラシでゴシゴシしても良し、水で薄めてスプレーしても良し。用途に合わせた使い方で幅広い使い方が可能です。
色落ちには注意
クイックブライトは一部の車好きの方には知名度が高く、洗浄力には定評のある商品ですが、一つ注意点があります。
それは、擦りすぎると色落ちするということ。あまりレビューには出てこない情報なので、使用される方はご注意下さいね。
実際にやってみた結果
それでは、実際にクイックブライトを使って汚れ落としをやってみた結果をご紹介していきます。納車したばかりの中古のベンツを実験台に…
今回、実験台になってもらうのは2ヶ月前に納車されたばかりの中古のベンツ。クイックブライトで掃除した結果
それでは施工していきましょう。施工といってもクイックブライトをつけたタオルで軽く擦ったあと乾拭きしておしまい。時間にして一箇所あたり10秒ぐらいです。 まずはこちらの汚れ。ちょっと写真では分かりにくいですが、黒い汚れがついています。これをクイックブライトで擦ると…こんな感じに!黒い汚れが取れました。 次はこちら。白い汚れがあります。黒い革なのでよく目立ちます。クイックブライトで擦ると…こんな感じに。もうちょっと頑張ればさらにキレイになるでしょう。次はこちら。隅っこに白い汚れがありますね。これもクイックブライトで擦るとキレイに取れました。 最後はこれ。写真では分かりづらいですが、これは汚れというよりシミに近く、一部だけツヤが出てしまっています。おそらく日焼け止めクリームなどの薬品が付着し、そのまま乾いた跡だと思います。これは厄介な汚れですが…クイックブライトで綺麗サッパリ除去できました!様々なレザー汚れに効く
今回ご紹介した革に付着した汚れ・シミはクイックブライトで一発で除去できました。特に最後にご紹介したようなツヤ感が変化したようなシミは対処が難しいかな〜と思ったのですが、いけましたね。正直なところ、クイックブライトで軽く擦ってダメなら、DIYで汚れを落とすのは諦めた方がいい…と個人的には考えています。素人が力任せに擦っても色落ちして逆に目立ってしまうようなケースもありますからね…。
まとめ
いかがだったでしょうか。 今回は中古で買ったベンツの汚れをクイックブライトで落としてみました。やはり中古車の汚れを落とすたびに自分の車になっていくような感覚がして楽しいですね。中古で買ったときから付いているレザー汚れが気になっている方など、レザー汚れでお悩みの方はぜひクイックブライトをお試しください。