皆さんは「ベンツ」と聞いてどんなイメージを抱くでしょうか。医者…成功者…ヤクザ…w
色んなイメージがあると思いますが、総じて「お金持ちが買うクルマ」のイメージが強く、高級車の代名詞とも言えるメーカーだと思います。
しかし、ベンツは常に「お金」と言うイメージが付いて回るため、意外とクルマそのものの性能にスポットを当てて語られることが少ないように思います。そのため「ベンツの良さが分からない」「本当に値段相応の価値があるの?」と思っている方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、私が考える“ベンツの良さ”について綴りたいと思います。
これを読めば、「お金」のイメージから切り離してクルマの性能だけを見たとき、ベンツの良さって何なのか?がお分かりいただけると思います。
これまでベンツに乗って感じたことや乗り心地、装備などについて庶民&素人の目線で解説していきます。実際にAクラス〜Eクラスに乗ったことがある(うちAクラスとCクラスは愛車)ベンツオーナーが徹底的に解説していきますよ!
私が乗ったことのあるベンツはコレ
今まで私が乗ったことのあるベンツは以下です。
Aクラス(W177) 所有車
Bクラス(W247) 代車
Cクラス(W205前期) 所有車
Eクラス(W212) 代車
ズバリ、ベンツの良さとは…
ズバリ、ベンツのクルマとしての良さは…
走り、内装、安全装備など
全てにおいて及第点であることだと思います。レーダーチャートだと正五角形を描くような「優等生」なクルマだと思うんですよね。
走りのバランスが絶妙
まずは走りや乗り心地についてですが…
国産車と比べると、ドイツ車らしい重厚感を感じる乗り心地です。でも、色んな輸入車を試乗してからベンツに乗ると「クセがないな〜」という感想を抱きます。つまり、ドイツ車らしい重厚感を保ちながらもクセのない絶妙な味付けだと思います。
足回り
まずは足回りについてですが、硬すぎず柔らかすぎずでちょうど良い硬さ。国産車に乗り慣れた方がベンツに乗るとやや硬さを感じるかも知れませんが、決して振動が不快に感じるほどでは無いと思います。
不快な突き上げは少ないですし、段差を乗り越えた後もピタっと揺れが止まります。ちょうど良い硬さの足回りだと思います。
ステアリングフィール
ベンツに初めて乗ったときに感動したのはステアリングの操作感でした。カッチリしているけど重すぎない。路面のザラツキを消してくれて、でも接地感はあって…上手く言葉にできないですが、とにかくベンツのステアリングフィールは素敵なんですよ。
ちなみに“ドイツ車”とか“ベンツ”と聞くと「ハンドル重そう」と思われるかも知れませんが、全然そんなことないです。Aクラスなんかはかなり軽〜い力で操作できますよ。
内装が豪華
次は内装についてです。
ベンツの内装デザインはどのメーカーと比較しても“かなり良い”と思います。それってどうせ1000万円級の高額なモデルだけでしょ?と思われるかも知れませんが、そんなことはありません。同セグメントの競合車と比べると、内装はやっぱりベンツが頭一個抜きん出ている…と個人的には思っています。
そのクオリティはエントリーモデルであるAクラスから存分に味わえます。「先進的」で「高級感」のある内装を求めるのであれば、ぜひ一度ベンツをご検討してみては?
安全装備や運転支援が充実
安全装備や運転支援が充実していることもベンツの良さの一つです。
“ボディが頑丈”というイメージが強いので、万が一事故を起こした時でも安心…と思われる方が多いかも知れませんが(実際そうかも知れませんが)、どちらかと言うと“事故を起こさせない”ような自動ブレーキや運転支援が充実しています。
常に時代を先取りする先進的な安全装備を備えているので、最新のベンツに乗れば「こんなことができるのか!」と思いますし、一昔前のモデルに乗っても「こんな昔なのに既にこんなに凄かったのか!」と思うでしょう。
実際、私がベンツに乗って驚いた機能をいくつかご紹介したいと思います(ベンツ以外にも同じ機能を持った車はいっぱいあると思います。あくまで私がベンツに乗って感動したことを書いていますのでどうか悪しからず)。
シートベルトが自動で締まる
ベンツのほとんどのモデルは、シートベルトが自動で締まります。「ん?どゆこと?」と思うかも知れませんが…運転席に座ってシートベルトを締めると、自動でギュッと締めてくれるのです。たるんだシートベルトを締めてくれるわけですね。
これは「プレセーフ」という事故が起きたときにドライバーや同乗者の安全を確保するための機能の一部だそうですが、単純にシートベルトまで電動化されていることに驚きです。
自動追従式ACCが優れもの
ベンツは20年以上前から自動追従式のオートクルーズコントロールを導入しており、当然のことながら現行モデルにも装備されています。
その制御がかなり優秀で、先行車に続いて停車する時のブレーキ加減などは絶妙です(発進時はやや急加速気味ですが…)。
また、オートクルーズの速度を時速1キロ刻みで設定できたり、車間距離を4段階で調整できるなど、交通事情に合わせた細かな設定ができるのも利点です。さらに先行車がいない状況や時速30キロ以下で走っていても、いつでもオートクルーズを起動できるのも利点と言えるでしょう。
現行モデルではカメラで認識した道路標識の速度に合わせて、自動でオートクルーズを設定してくれる機能まであります。
ちなみにオートクルーズは20〜210km/hの範囲で設定可能です。まぁ日本では時速210キロでオートクルーズで巡航することはないのでそこまで必要ないんですが、アウトバーンを想定した設計と思われます。
その他も色々と凄いです
ベンツの運転支援や安全装備は非常に幅広いのでここには書き尽くせないですが、上記以外にも色々と凄い機能があります。
ベンツには「プレセーフ機能」という危険を察知したときに万一に備える安全機能があります(車種によって搭載される機能が若干異なります。
例えば、車が衝突する危険を察知すると人が投げ出されないよう窓ガラスやサンルーフが自動で締まり、助手席のポジションも適切な位置に復帰します。同時に、スピーカーから意図的にノイズを発することで事故の衝撃音による耳の損傷を防ぐ機能もあります。
また、停車中に後ろからの衝突の危険を察知すると、自動でブレーキ圧を高めて玉突き事故を防ぎ、さらに瞬時にヘッドレストを前方に移動させ、ムチウチも防ぐ機能もありますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
冒頭に申し上げた通り、ベンツの良さは全てにおいて及第点であることだと思っています(他にも色々あると思いますが)。A地点からB地点に安全・快適に移動する手段としては最高の選択肢になるでしょう。
今所有しているベンツAクラス・Cクラスは、少なくとも私にとって今まで乗った中では最高得点のクルマです。例えベンツから他のクルマに乗り換えたとしても、あぁもう一度乗りたいな…と感じると思います。車の乗り換えをお考えの方、ぜひベンツも選択肢の一つにいかがでしょうか。
いやいやベンツなんて高くて買えないよ!と思った方…「中古車」も視野に入れてみては?
外車の中古車なんて故障が怖い…と感じる方が多いかも知れません。でもベンツの場合、新車登録から3年以内であれば新車保証が継承できます。これは認定中古車以外でも継承可能。維持費の心配もいりません。
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また、車の買い替えにおいて現愛車の査定額は大事です。つまり、少しでも高く買い取ってくれる業者を探すのが、賢い乗り換えへの近道ですよ。
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