こんにちは、kamasです。
皆さんは「メルセデス・ベンツ」と聞いてどんな印象を受けるでしょうか。
「高級車」「医者が乗る車」「お金持ち」…人によって様々だとは思いますが、概ね「メルセデス・ベンツ=高級車」のイメージを持っている人が多いと思います。
それだけに、"どうせ手の届かない車"と思っている人も多いはず。
「憧れはあるけど買えるはずがない」
「欲しいけどどうせ高過ぎて買えない」
そう思う人も多いでしょう。
しかし、工夫さえすれば、庶民でもメルセデス・ベンツを買って、乗って、維持することができます。
本稿では実際にベンツを2台持ちしているサラリーマンのkamasが「メルセデス・ベンツの賢い買い方」を、伝授します!
サラリーマンだけどベンツを買いたい、と言う人だけでなく、家族が「ベンツを買う!」なんて言い出してどうしたらいいか分からない、と言う方にとっても役立つ情報をお伝えします。是非ご覧ください。
まず、本稿の大前提は「中古で買うこと」。
もちろん新車で買えば間違いなくいい買い物ができますから、新車が買えればそれに越したことは無いです。
しかしそれは資金が潤沢にある人に限られたこと。
限られた資金で如何に賢く買うか?にフォーカスして本稿を綴ります。
ですから本稿の大前提は中古車(新古車含む)を買うことです。
では、賢く中古車を買うには何に気をつけたらいいのか?
大きく分けて3つのことを考えるべきです。
①ハズレの個体を買わないこと
②維持費を安く抑えること
③好みの仕様を狙い撃ちすること
この3つを達成するために、どう買えば良いのか?
本稿では、まず①ハズレの個体を買わないことについて、解説していきたいと思います。
「②維持費を安く抑えること」については以下の記事で解説しています。
kamas-cars.hatenablog.com
「③好みの仕様を狙い撃ちすること」については以下の記事で解説しています。是非ご覧ください。
kamas-cars.hatenablog.com
kamasが所有するメルセデスベンツは以下ページでご紹介しています。
kamas-cars.hatenablog.com
kamas-cars.hatenablog.com
中古車に抵抗がある人も多いと思います。その理由の一つに"当たり外れ"が存在するぉとだと思います。誰でもハズレは引きたくないですよね。
でもハッキリ言って、当たり外れを素人が見分けるのは難しいと考えます。
素人が当たり外れを見分けるのはほぼ不可能
車も工業製品ですから、一定の確率で"ハズレの個体"、すなわち故障しやすい個体があります。
これは(比率の問題はあるにせよ)外車、国産車問わず存在するもので、さらに言えば中古車に限らず新車でもあることです。
新車の状態でその個体が故障するかどうか、おそらく設計者でも分からないでしょう。
ですから、個体の先天的な当たり外れを素人が見分けるのは不可能です。
一方、中古車では前オーナーの使われ方による故障も考えなければなりません。過剰なチューニングやDIYによる加工等に起因するものですね。
ただしメルセデス・ベンツに限って言うと、過剰なチューニングが施された個体はほぼありません。中古車市場に出ているほとんどの個体がノーマルと言ってもいいでしょう。
ことさら輸入車の場合、故障のほとんどはその車種特有の先天的なもので、いわゆる「持病」であるケースがほとんどです。
したがって、メルセデス・ベンツの中古車においてその当たり外れを素人が見分けるのはほぼ不可能です。
ちなみに中古車オークションに出入りする人に聞くと、なるべくお金持ちが乗っていた個体を狙うそうです。整備費用にふんだんに使うであろうから安心材料になるそうですが、我々は前オーナーの素性まで分からないですよね。
むしろ我々一般の購入者が考えるべきは"外れ"を引いたときにどうリカバリーするか?を考えるべきです。すなわち、いかにして金銭的負担を少なくして修理するか?ですね。
その代表的な対策が保証制度の利用です。メルセデス・ベンツの保証制度は別の記事で解説したいと思います。
修復歴車や過度な改造車は避けましょう
とはいえ、前オーナーの使い方に起因する故障もゼロでは無いでしょう。その観点から、「修復歴車」と「過度な改造車」は避けるべきだと思います。
中古車を探すとき、カーセンサー等の中古車サイトを利用する方が多いと思います。
自分だけの1台を見つけよう!『カーセンサーnet』
実際に検索してみると、車の説明欄に「修復歴」という項目があります。車の強度を保つ部分、骨格(フレーム)部分の交換や修正をすると「修復歴車」として扱われます。フェンダーやドアは交換しても修復歴は付きません。
つまり、修復歴のある車は相当な衝撃を受けるような事故を起こした個体だとも言えます。ことさらベンツほどの強度がある車で、修復歴が付くのは相当な事故ですので、修復歴車は絶対に避けましょう。当然ですが、中古車市場では修復歴車の価格は低いです。また、素人目には分からないほど綺麗に修復されているのが普通です。低い価格で見た目綺麗な個体が販売されているのを見ると、思わず欲しくなりますが、長い目で見ると必ずどこかでボロが出てきます。修復歴車は絶対に避けるべきです。
また、目に見えて過剰な改造が施されている個体も避けるべきだと考えます。社外品のエアロやホイールが付いているぐらいであれば問題無いでしょうが、エンジンやサスペンションに社外品が導入されたベンツは避けるべきだと思います。中には良質な社外品もあり、好みの合うチューニングがされた個体があれば、ばむしろお買い得な場合もありますが、一般的に社外品よりも純正品の方が耐久性は高いので、長い目で見れば社外品は避けたいところです。改造が原因でバランスが崩れ、他の箇所の劣化が早くなるパターンもあります。例えば、ダウンサス。ショックアブソーバーは純正のままでスプリングだけショートスプリングに替えると、ショックアブソーバーの寿命は短くなります。
特にコレといったチューニングやドレスアップに興味がなければ、純正のまま乗られている個体が望ましいですね。
ドアの交換歴のある個体を買うべき?!
中古車サイトを見ると、車両品質評価書の付いた個体があり、傷の位置やドアの交換歴が確認できます。
色々見れば分かりますが、認定中古車でもよくドアを交換した履歴の個体を見かけます。普通の感覚であれば、事故車を疑ってそんな個体は避けると思います。
しかし、私はドア交換歴はむしろ整備費用をふんだんに使った証拠と考えます。特に認定中古車であれば、基本的に整備は正規ディーラーで行っていたはず。正規ディーラーでドアを交換するような個体であれば、少なくとも整備費用をケチっていた個体ではないと考えます。
タイトルの通りドア交換歴のある個体を買うべき、とまでは言いませんが、ドア交換歴があるからと言って避ける必要もないと考えます。
現に私が所有するCクラス(W205)もドアの交換歴があります。ドアヒンジに工具がかけられた跡があるんですね。でも購入から3年以上経った今でもそれが原因の故障は一切起こっていません。
愛車の査定はこちら
車買い替えをお考えの方、まずは今の愛車を高く売りたいですよね。
車を売るときは、必ず店舗に行く前に一括査定で相場を確かめましょう。
経験上、相場を知らずに店舗に行くよりも、まずは相場を抑えた上で各社と交渉に臨んだほうが絶対にいいです。
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愛車の①車種②年式③走行距離を入力し、「申し込みスタート」ボタンを押すだけで完了です。
あとは各社からメール等で連絡が来ますので、その中から選んで交渉スタートです。
過去に私が愛車を売却したときに感じた交渉のポイントは以下です。
売却時期を明確にすること
1ヶ月以内に売る、と言ったほうが買取価格は確実に上がります。買い取る側からすると、すぐに売ってもらったほうが値段を付けやすいそうですね。相場の変動を加味せず、今現在の相場で買い取れるからです。中古車はナマモノですから、極端ではないにせよ、相場の変動があります。2ヶ月後に売るよ、と言われるとその2ヶ月間の相場の変動を加味し、マージンを取った安い額を提示するしかないんだとか。だから売る時期は明確にしましょう。
回る店は3店舗ぐらいがちょうどいい
たくさん回ったほうが相見積もりで高くできますが、だいたい3店舗回れば相場が分かります。その中で「他の店ではこんな高い額を提示してくれましたよ」と言って相見積もりを繰り返せば、上手く行けば中古車オークションの相場ギリギリの額まで吊り上げることができます。上手くハマれば既に売り先が決まっていて、逆に店側が欲しがっているパターンも稀にあります。私はこのやり方でディーラー下取り額よりも40万円高い額で売却することに成功しました。